【新型コロナウィルス/余暇】StayHomeで繋がる絆

・はじめに

去年より1つ老け、11年目となりました。
変わらずNext C.T.Lの長老をしているSです。

連日新型コロナウィルスのニュースで埋め尽くされ、本ブログでも多くのメンバーが題材として取り上げております。
これは皆さんの関心事であり、何をするにも意識してしまう現状だからでしょう。

特に経済への影響はすさまじく、連日報道でも取り上げられております。
経済を回すために緊急宣言の解除を!という声もあれば、解除後の第2波による感染拡大を恐れる声もあり、民衆の意見も様々です。

今回、私が取り上げたいのは「解除するorしない どっちがいいでショー!」・・・みたいな堅苦しいことではなく、
こんな情勢だからこそ発見できたポジティブな意見について語りたいと思います。

・情勢によるテレワーク業務への理解度向上

IT業界に従事していることもあり、私含め周囲の社員メンバーはテレワーク業務への移行がとてもスムーズに行えていました。
自宅でも遂行できる作業、できない作業の分別をつける必要性が生まれ、
各々が有用性を考えられるようになったことは、日本社会としてとても良いことだと捉えます。

ただでさえ少子高齢化ですし、共働きのご家庭や家庭介護をしている方にとって、周囲理解が一定得られるようになったことは素晴らしいです。
また、リモートでは代替の利かない産業で働く方々へ「感謝」の心が深まりました。
運送業はむしろ需要が増えていることから多忙を極めており、友人の勤務状況を聞くと胸が痛いです。
(情勢が落ち着いたら飲み屋に連れて行く予定です。)

・テレビ電話の一般普及

これが一番大きいと思います。
自粛により弊社でも対面打ち合わせがなくなり、テレビ会議や新卒/中途採用の面談を行っております。
家のノートパソコンにカメラがない人も購入を検討したり、スマートフォンと接続してテレビ電話を行うなどによって会話する機会が増えました。
場所に縛られず会話する機会が増えたこと、それによる手間(≒障壁)を感じなくなったことは大きな利点です。
特にゴールデンウィークの長期休暇中は外に出れないため、久しく会っていなかった友人と連絡を取り、オンライン飲み会を開いたりしました。

各種インフラ、アプリケーションを提供してくれる企業には感謝です。

・会えないからこそ近づこうとする心

自粛期間もひと月近く経ったある日、友人の一人が情勢にうってつけの「オンライン脱出ゲーム」なるものを見つけてきてくれました。

リアル通信ゲーム
エイリアン研究所からの脱出 リモートver.
https://realdgame.jp/event/alien_remote.html

リアル脱出ゲームの始祖、SCRAPさんが、今最もメジャーなビデオ通話サービス「Zoom」のテレビ電話機能、
画面共有機能を余すところなく使ったリモートでできる謎解きゲーム、だそうです。

少し私の趣味の話をさせて頂きますと、オンラインゲームを数年嗜んでいることもあっていろんな世代と知り合う機会が多くあります。
この自粛期間によってオフ会をすることもままならなかったため、それならばとビデオ通話で遊べるゲームを探してきてくれました。
早速友人とチケットを取り、有志7名で参加してきました!

こちらZoomの画面共有機能を使って注意事項を受けている図。
右の欄にはメンバーの他にSCRAPスタッフの方がおり、テレビ電話でリアルタイムに説明を受けることができます。
また、ゲーム進行中には質問をしたり、時に大事なメンバーとして協力を得ることで謎解きを進行していきます。

今回の公演、もともとリアル脱出ゲームでやっているものをリモート用に再編集したと伺いましたが、
テレビ通話ならではの驚く仕掛けが多数用意されており、思わず「なるほど」と唸ってしまう場面がたくさんありました!

説明開始からおおよそ2時間程度で全ての謎を解き、なんとか脱出成功!SCRAPさんの脱出ゲームは何度か挑戦したことがありますが、
成功できたのは初めてだったのでとても嬉しかったです。

普段なら脱出成功用のイラストだったり看板がもらえますが、リモートではないとのことだったのでメンバーが自作してくれました笑

終わった後の感想戦もそのままテレビ電話で。

「〇〇さんのあの発言が鍵だった!」
「天啓だったー、あの視点持ってて良かった」
「あの謎未だに分からなかったんだけど、もっかい教えて!」等々・・・ 道中の謎ややりとりをツマミに飲み会は大盛り上がり!

普段も通話で会話をすることがありますが、テレビ電話で同じ経験を共有することによって、
この自粛期間でも人の温かみを感じることができるひとときでした。

尚、残念ながら本公演の詳細についてはネタバレ禁止のため、ブログには書けません・・・
が、最近遊べていない友人に連絡し、会話する良い機会かと思います。

是非この記事をネタに誘ってみてはいかがでしょうか。

・おわりに

緊急事態宣言も解除され、徐々に日常へ戻っている現状。
振り返れば著名人が亡くなったり、経済の停滞など多くの影響がありましたが、悪いことばかりではなかった、と私は思います。

今回遊んだオンライン脱出ゲームも、この情勢に合わせて即興でアイディアを捻って生まれた公演だと記事で読みました。
オンラインでも、オフラインでも、変わらずに楽しめる価値が追求できている。
これからの世の中では、こういった”変わらぬ価値”が求められるでしょう。
私もそういった普遍的な価値を創造できる人間でありたい、と感じさせられました。

皆様は自粛期間で何を感じたでしょうか。
この記事を読んで見つめ直すのもいいかもしれません。