コロナとIT社会 ~それでも私は出社する~

こんにちは、茄子(←ペンネーム)と申します。

 

2020年1月下旬から世界を騒がせている

『新型コロナウイルス』

現時点(2020年7月)で特効薬がまだ開発されていないのが現状です。

 

感染のリスクを恐れて公共交通機関を利用することはおろか

家から外出するだけでも飛沫感染の心配をし、

外部との接触を気にして

心や体に余計なストレスを抱えてしまう事もしばしば。

 

コロナの感染を防ぐために国が緊急事態宣言を行って以来、

外出する人や電車に乗る人が格段に減りました。

人々が外出を控えていく中、社会人の皆さんは仕事のため

“どうしても”外出しなくてはいけない場面があり、

ウイルスの恐怖にさらされながら

電車に乗って出勤せざるを得ないこともありますよね。

 

今日は世を騒がせている「新型コロナウイルス」

私たちが身を寄せている「IT社会」

非常時における「仕事への姿勢」

について実体験を交えて書いていきます。

 

 

第1章 ~IT企業のコロナ事情~

現代の一般的なIT企業のオフィスとして、以下がイメージされやすいかと思います。
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上がオープンスタイルのオフィスで、現在最も一般的なものと私は認識しています。

下が仕切りスタイルのオフィスで、IT企業のオフィスとしてはあまり見かけませんが、

かつて常駐した先で1度だけ経験したことがあります。

 

オープンスタイルと仕切りスタイル、

それぞれにメリット・デメリットが存在しています。

どのようなものなのか見ていきましょう。

※個人的な視点も含まれています。

 

◆オープンスタイル◆

<メリット>

・チーム内で情報共有が簡単にできる

・開放感がありオフィスの見通しがいい

・同僚をご飯に誘いやすい

<デメリット>

・今限定ですが、コロナの感染リスクが高い

・人目が気になり集中できないことがある

・机の上の整理整頓について他人と揉めることがある

 

◆仕切りスタイル◆

<メリット>

・今限定ですが、コロナの感染防止になる

・他人の目を気にせず仕事に集中できる

・机が自分だけのために使える(他人の資料が雪崩れ込んで来ない)

<デメリット>

・コミュニケーションが取り辛い

・閉塞的な一面がある(孤独感)

 

上記に挙げたように、

それぞれのオフィススタイルで正反対のメリットが存在します。

 

今のコロナ事情から客観的に見れば

仕切りスタイルのほうが魅力的ですね。

 

ですが、オープンスタイルのオフィスも

コロナの影響を受けて変わりつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

この図のように

お互いの作業スペースの間隔をあけつつ

飛沫感染のリスクを低減する

など、オープンスタイルなりに

フレキシブルな側面が活かされています。

 

またこの他にも、先日NHKでも紹介されていました、

「折り畳み式集中ブース」

という便利グッズを使用した簡易ブースを使うなど、

様々な工夫ができそうです。

 

ただし、こちらの簡易ブースですが、

私自身もかなり魅力に感じつつも周りで使っている人がいないため、

周りの目を気にしてしまい恥ずかしくて導入するに至りませんでした・・・。

 

『赤信号みんなで渡れば怖くない』

とはよく言ったもので、こちらとしては

『誰も渡らない青信号はとても怖い』

みたいな心情ですね。

 

IT企業でも情勢に合わせて

新たなるオフィススタイルを確立しつつあるので、

ここでご紹介します。

 

 

第2章 ~IT企業の労働環境の変化~

第1章にあった通りIT社会の労働環境は

多少の工夫はされつつも、今やどの業種であっても

コロナウイルスの影響を受けますね。

 

一方で悪い知らせばかりではなく、IT企業も良い変化を迎えています。

◆『在宅勤務・テレワーク』の導入◆

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“テレワーク”というキーワードは皆さん耳にしたことあると思います。

 

昨今ではなじみのある言葉ですが、

導入の歴史は意外にも深いものがありました。

日本で最初にテレワークが導入されたのは

1984年頃のNECが取り入れた「サテライトオフィスの設置」が起源とされています。

当時はアメリカの制度を真似て導入したそうです。

当時でこそ導入率は低かったのですが、

今ではどうなのでしょうか。

(実際、私も最近まで実感のない単語でした)

出典:https://www.bcnretail.com/

こちらがコロナ事情におけるテレワーク導入率の推移となります。

見ての通りコロナが日本に蔓延するにつれて

テレワークの導入・義務化が爆増していますね。

では、テレワークとはどういうものなのでしょうか。

 

◆世間一般に認知されているテレワーク◆

テレワークが世間一般にどのようなものと認知されているか

Google先生に聞いてみました。

 

先生がおっしゃるには、テレワークとは

『情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと』

だそうです。そこには

“在宅勤務”

“モバイルワーク”

“サテライトオフィス勤務”

などが含まれており、

基本的には通常時の業務と同様の仕事をする

ということです。

 

コロナウイルスの影響を受け、

私の職場にも5月からテレワークが導入されました!

 

通勤する私としては、

電車の混雑が軽減されるなどのメリットはありがたいです。

 

最終章 ~それでも私は出社する~

ここから先はゴールデンウィーク明けに

初めてテレワークをした自身の感想と

これからに向けての意気込みになります。

 

実際にテレワークをやった感想ですが、

端的に3つにまとめてみました。

 

“画面越しだと独特のプレッシャーが半減する”

“通勤時間削減で自分に使う時間増えた”

“通話会議をすると生活音が漏れて恥ずかしい”

 

テレワークはとても魅力的で、私としても

今後も継続してほしいと思っています。

 

ただ一方でこんな話も・・・

私の知人で、毎日テレワークをしている人がいました。

2月下旬から一度も出社していない現状に

知人は満足していましたが、同時に

「このままだとテレワークがなくなってしまったら通常に出社できなそう」

と私に不安を漏らしていました。

こうなってしまってはウイルスが収束した後が怖いですね。

 

かくいう私もそうなる自信があります。

なので、個人的には定期的に出社して

気分を改める必要があると感じていますが、

今は今後社会に多様なワークスタイルが根付いていく未来を信じて・・・

~それでも私は出社する~