SEもいろいろだよねという話

遂に30歳になりました

(九州で)孤高のシステムエンジニアをやっています。ジコリシオです!

今回は、私自身の仕事ががらりと変わる経験をしたため

せっかくなので形として残したいと思い、

重い腰を上げて苦手なブログ(笑)に挑戦させていただきます。

ジョブチェンジに近い?SEとしての転機

いきなりですが、去年の8月頃からプロジェクトが変わりました。

また、プロジェクトが変わったことにより、仕事内容もがらりと変わりました。

今までは、システム導入に向けて開発業務を担当していましたが、

新しいプロジェクトでは、導入支援という仕事を担当しています。

開発と導入支援の違い、分かりますかね?

ここを詳しく説明するのが今回のブログの目的ではないので、

今回はイメージだけ掴んでいただければ幸いです。

経緯としては、今まで開発してきた(作ってきた)システムを

そのお客さんの子会社でも導入することになったために

当時開発に携わっていた私が導入支援をすることとなりました。

今まで開発メンバーとの接点がほとんどだった私ですが、

導入支援では、エンドユーザ(システムを実際に使う方たち)との接点が増える

ことが予想されていたため、

不安と期待が入り混じっていた状況でした。

いつかは直接エンドユーザの声が聴ける立ち位置で仕事がしたい!

なんて思っていたのですが、、、

まったく予想していなかったタイミングでいただいたチャンスでした。


このプロジェクトには、私たちコンピュータ技研のメンバーは私1人にも関わらずです。

この役割を任せていただけたとことが、

信頼をいただけていると思いうれしかったです。

ざっくりまとめますと、以下のイメージの通り、

担当業務がより上流工程になりました。

全然べつの仕事だ!!

特に以前と現在の仕事内容の違いで苦労した点は、スケジュール関連です。

以前までのスケジュールは、各プログラムがスケジュール通り処理できればOKでした。

具体的な仕事としては、

処理時間が長いプログラムの分析、パフォーマンス向上です。

結局は、同じ処理結果をより早く出力するように試行錯誤するだけなので、

1人で粛々と頑張る感じでした。

開発の全体スケジュールの管理や成果物のレビューなどと比較すると、

他者との利害調整やスケジュール調整が不要な分、「楽かな?」

くらいに感じていました。

ただし、要件定義での「スケジュール」は、

エンドユーザーの作業スケジュールも考慮する必要があります。

(そもそもユーザーさんにもやっていただくタスクがあるのです。)

特に「落とし穴」だったのが、「繁忙期」です。

通常では、実現可能なスケジュールでも繁忙期と重なると厳しくなるため

そこは考慮いただきたい!

とエンドユーザーから要望をいただきました。

対応策としては、ユーザさんが作業できる期間を長くする

(前工程を早めるor後工程を遅らせる)か、

間に合わない分を翌月の作業としてもらうくらいしかないのですが。。。

ここ、めちゃくちゃ「他者」と調整が必要になります。

特に今までは同じ分野(業務領域)での調整がほとんどでしたが、

今回は他分野(私が「原価管理」、相手が「固定資産関連」など)なので

こちらの要件を認識祖語ないように伝えるのにも苦労しました。

振り返ってみると無数の資料が出来上がっていました。。。

(ここまで資料を作成したプロジェクトは、初めてです。)

今までは、プログラムのソースコードをみて、

「このプログラム苦労したなぁ。こんな書き方もあったなぁ」

とか振り返っていましたが、

現在は、自分が作成した資料をみて

「もっといい伝え方があったなぁ」、

「先にあそこと調整してからのほうがスムーズだったなぁ」

と振り返っています。

(もう一年ほどちゃんとソースコードを見ていません。。。)

まとめ

以上が私の仕事の変わりようです!

少しでも「がらり」と変わった感が伝われば幸いです。

最後に言いたいことは、仕事内容は大きく変わりましたが、

職種は「SE」のままだということです。

言うなれば、

以前はプログラミングをゴリゴリ書いていた「魔法使い的SE」でしたが

今回のプロジェクトでは、

コミュニケーションと調整能力を軸にしたオールラウンダー

「勇者的なSE」だったなと思います。(RPG的な話です。)

あらためて、一口に「SE」と言っても多種多様だなぁと感じました。

SEの在り方は本当に十人十色なんだと思います。

コツコツとレベルを上げながら、自分がどういう風に成長していくか?

歩みながら考えれば良いのかも知れませんね。

そして、ちょっと違うな〜と思えばジョブチェンジすれば良いのだと思います。

長い冒険です。みなさん共に頑張りましょう!