(後編)【Next C.T.Lメンバーインタビュー】先輩社員から受けた思いを下の世代へ引き継いでいきたい

プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、

コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、

若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。

 

第7回社員インタビューでは関西出身、東京オフィス所属の京谷真里絵さんを取り上げます。

前編では、就職活動時のエピソード、コンピュータ技研に入社したきっかけをお伺いしました。

後編では、入社してから働き始めての会社のギャップ、今日までの軌跡を主に伺いました。

ぜひお読みください。

 

4月から有給使っていいことにびっくりしました笑

――実際にご入社されてから、選考の時の印象とギャップはありましたか?

「人を人としてみてくれる」「風通しがよさそう」という印象に対してギャップは全然なかったです。

むしろ風通し良すぎてびっくりしました。

上の方と接しやすく、学生が考えているより社会の大人は優しいと思いました笑

試用期間が半年だったので、気になって「4月から有給使っていいんですか」って聞いたんですけど、

普通に取っていいっておっしゃられて、びっくりしました。

まあ制度としては当たり前なのかもしれないんですけど、聞きづらい質問も気軽に聞いて良さそうな風土がありましたね。

 

――風通しが良さそう、だけでなく実際に話せる土壌があるということでしょうか。

そうですね、それは今でも変わらなくって、帰社した時も家族みたいな感じがあります。

特に我々若手に対して思わぬ上の立場の方から声をかけてくれたりします。

自分の現場業務の状況について、直属の上司でない方にも情報共有していることが伺えて、

おかげで会社がやろうとしていることの内容やその目的が自然と伝わってくるので、安心感があります。

 

その他、面接の際に「育休・産休の実績はありますか?」という質問に、

当時は「あまりないけど、柔軟に対応するつもりですよ」と答えてくださったのですが、

実際に入社してすぐ、先輩社員がそういった立場になった時、

休み取得から現場復帰までしっかりと会社が対応してくれていました。

雰囲気だけでなく、有言実行する姿勢を見て、入ってよかったと感じました。

 

――風通しの良さだけでなく、社員を大切にする思いやりが、

――しっかりと対応に出ているということですね。

――逆に、弱みであったり、課題と思う点はありますか。

社員の構成として、中堅が薄いと感じております。

会社の指揮系統的に上層の管理負荷が高そうだなと考えているため、

若手の意思統一やスキルアップは大事だと思っています。

特に情勢的に対面での会話も薄くなっているため、中途入社のアナウンスだったり、

大阪本社・東京支社の若手間の親睦が浅くなってきつつあるなと考えております。

・・・今度、Zoomでオンライン飲みとか提案してみます笑

 

先輩社員の背中を見て学んだ「当たり前」を率先してやる

――入社後、どのようなプロジェクトに関わってこられましたか?

他の方もインタビューで話しているかもしれませんが、

入社後すぐは研修でPCに関する基礎知識(OS、SQL)とJavaの研修、

チームを組んでプロジェクト模擬演習をやりました。

 

2か月間という短い期間でしたが、

文系出身の自分としてはオブジェクト指向についていけず、四苦八苦した記憶です。

周りのできる方と比較して焦ってしまい、復習を繰り返したり、

講師の先生に聞いたりして頑張って追いつきましたね。

それから入社してすぐは年の近い先輩社員がOJTとしてついてくださり、レビューして貰いつつ、

SQLやC#を使った製造・テストケース作成(マトリクス)・単体テストを担当しておりました。

 

――OJTではどのようなことを教わるのでしょうか。

現場業務でのフォローだけでなく、メンタルコントロールというか、

社会人の考え方みたいな伝授をして貰いました。

特に印象に残っているのは

「大きな目標(山)につまずいたときに、まずは小さな山を一つずつ上っていく」

ということを教えていただいたことです。

これは今も大事にしていて、自分も後輩にそういった教育にしていきたいと思いました。

 

――素敵な先輩社員ですね。独り立ちを実感できたタイミングはありますか。

だいたい半年程度のタイミングで、OJTの方とチームが分かれて作業することになりましたが、

そこで先輩を通すことがなくなり、責任感が生まれてきた感じです。

具体的なエピソードで言えば、

4,5人でチームを組んだ時にディスコミュニケーションが発生してしまい、

分担していた作業状況の共有ができてなくて。他メンバーが成果物を上書いてしまって。

 

この問題が起きたとき、自発的に分担表の可視化を提案したところ、

他の会社からも褒められ、チームに貢献できたなと実感しました。

これは、年代などを気にせず、自分から思った「するべき当たり前のこと」を

見て見ぬ振りせずに発言している先輩社員の背中を見ていたからです。

このエピソード以降、自信に繋がり、遠慮せず色々なことに突っ込むようになりました。

――前編で語っていたコミュニケーション力の強みを発揮されたんですね。

――最後に、NextC.T.Lについてのお気持ちをお伺いできますか?

会社の良さ、強みとして、気軽に相談できる風通しの良い雰囲気がある。

今いる社員だけでなく、これから来る新入社員含め、

帰社日が楽しめるように、相談しやすい空気を率先して作れればいいなと思っています。

 

入社5年目、若手から徐々に中堅社員として歩みだす世代である京谷さん。

先輩社員から受けた思いを下の世代へ引き継いでいきたいという、

強い思いが感じられるインタビューでした。

次回の社員インタビューも、どうぞお楽しみに。