目標には種類があるって知ってましたか?

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こんにちは。ぱくちそんです。

採用活動をしていると「入社前後のギャップ」について学生さんから質問されることは結構多いです。
新卒採用のミスマッチはお互い不本意な結果を招くだけなので、
こういった質問は結構大事だと思います。

また、入社後のミスマッチを減らすうえでは、企業が示す方向性を理解する事は非常に重要です。

会社が示す方向性を理解するには、企業理念を調べるのが方法のひとつですが、企業理念を調べても、
「○○で世界を豊かにする!」のような、
大きな目標を掲げていたり、抽象的な言葉であることが多く、私が学生の頃は正直ピンとこないことがほとんどでした。

そんな私だったので、コンピュータ技研の面接でも
「企業理念が理解できないので教えて下さい!」と質問した記憶があります。

抽象的な企業理念を掲げる企業は多いですが、
『目標』の種類を理解することで、その企業が社員に何を期待しているのかを理解しやすくなります。
今回紹介する内容は、社会人として活躍するためにも重要になってくるポイントなので、ぜひ読んで頂ければと思います。

 

■目標はなぜ大事か

組織づくりやリーダーシップに関する本を読んでいると、
「ゴール(目標)を共有出来ているチームは良いチームである」
というニュアンスの言葉をいたるところで目にします。

それはなぜか?
1か月後の打ち合わせで新商品の企画会議を行う場合を例に挙げて説明します。

目標の共有ができていないチームは、色々な層の調査をしたり、
何から手を付けるか悩んで無駄に時間を費やしてしまう人が出たり、チームメンバそれぞれが別の方向に進んでしまいます。
これでは意見もまとまりにくく、有益な企画会議にはなりにくそうです。

それに対し、「20代に向けた商品を作る」という目標があるチームは
それぞれが目標に向けてアプローチをすることで、目標に沿った多角的な調査結果を共有することができます。
チームの人数を活かした準備ができるので、質もよく、早く目標に到達できます。

このように、同じ方向を向いていないチームは、無駄なリソースを使ってしまったり、成果物の質が悪くなる可能性があります。

そんな時は、
「これって何の為にやるんでしたっけ?」
「最終的なゴールは何ですか?」

とか聞いたりすると、上述したようなズレが防止できたりします。
その時に以下のような5W1Hをチーム内で正しく共有できているかを考えて質問するとなお良いです。

【5W1H】
・When「いつ」   :期間・期限
・Where「どこで」 :場所
・What「何を」   :タスク概要
・Who「誰が」   :関係者・ターゲット
・Why「なぜ」   :経緯・目的
・How「どのように」:方法・手順

依頼された仕事を進めるうえで大事なポイントなので、たとえ自分がわかっていたとしても、この質問をすることは非常に重要です。
特にチーム全体の打ち合わせでは、全員の意識を簡単に統一できるチャンスなのでお勧めです。

■目標は3つに分類される

最近、コンピュータ技研は企業理念が刷新され、
『世界に「0」をONする会社』をスローガンに掲げるようになりました。

恥ずかしい話、スローガンが発表された後、私は途方に暮れました。
私は何をしなければならないのか、考えても中々思いがまとまらなかったのです。

そんな中、幻冬舎から出版されている「THE TEAM 5つの法則」を読んで、
企業理念は、何か明確に「これをしなさい!」などの明確な目標ではなく、もっと別の目的があったことに気づかされました。

この本は、成功するチームの法則を体系立てて理論的に説明しているのですが、
目標は「行動目標」、「成果目標」、「意義目標」の3つに分類されると紹介していました。

・行動目標:チームメンバーが具体的に取り組むべき行動の方向性を示したもの
・成果目標:チームとして手に入れるべき具体的な成果を示したもの
・意義目標:最終的に実現したい抽象的な状態や影響を示したもの

それぞれにメリット・デメリットがあり、

行動目標はアクションが明確であることで、メンバーが迷わず、すぐに行動に移すことができる反面、
やるべきことが明確であるがゆえにブレイクスルーが起きにくい性質があります。

意義目標は抽象的な目標があることで、自由な発想が生まれやすく、
手法も明確に決められているわけではないためブレイクスルーも起きやすい性質があります。
その反面、意義目標を設定されたチームのメンバーは、抽象的な目標を前に何をすればいいかわからず、アクションがしにくい性質を持ちます。

成果目標は、アクションのわかりやすさやブレイクスルーの起きやすさについて
それぞれ行動目標と成果目標の中間の効果を持ちます。

加えて、意義目標がないチームは作業と数字の奴隷になる。と本書では紹介していました。

コンピュータ技研は『世界に「0」をONする会社』という目標に向かって、社員1人1人が意思を持つ集団であり、
年齢や経験に依存せずにそれを実現できる
「NextCTL」のような土台が用意されています。
それぞれが目標に向かって考え、自分なりの行動を起こしていけば良いんですね。

■さいごに

現在就活をされている方や、これから就活されていく方は、
企業のビジョンに共感できていないと、
会社と自身の志向との間でずれを大きく感じてしまったり、
仲間の価値観や温度感に共感が難しくなってしまったりするのかなと思います。

企業のビジョンに対して自分ならどう動くだろうか、入社後の自分をイメージしてなんとなくでも考えてみると、ミスマッチは減るかと思います。
面接時の逆質問で、実際に働く社員にどんな想いで働いているのかを聞いてみてもいいかもしれませんね。
(そんな質問されたら長考してしまいそうですが笑)

また、後輩の指導に関しても、
明確な行動目標を与えて手法や知識を確立させたいのか、
はたまた成果目標を設定して自身でやり方を見つける術を身に着けてもらいたいのか。
目的によって、目標の種類を使い分けると効果的ですね。
逆の立場でも、今自分に何が求められているかを把握するうえで、目標の種類を抑えておくことは役に立ちます。

ぜひ会社選びや今後の組織で活躍していくためにも参考にしていただければと思います。