ブンブンハローCTL!どうも、ロンドンです!
実は僕、こう見えて(どう見えて?)これが初のブログ投稿です!
緊張して夜しか眠れていませんが、温かい目で見守っていただければと思います!
さて、皆さんは「ワーケーション」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
あまり馴染みのない方も多いかと思います。先日、コンピュータ技研(以下CTL)でこの「ワーケーション」をやってきたので、今回はその時のことをお話します。
■ワーケーションって何?
ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、リゾート地などで働きながら休暇を取れる仕組みです!
コロナ禍の影響で家にいる時間が長くなった昨今、テレワークと心身の健康・生産性を両立できる働き方として注目されています。
■そもそも、なんで佐賀?
佐賀県は近年、日本でも有数のIT先進県として注目されています。
IT企業の誘致件数は年々増えており、5年前は年に1件程度だったところ、2018年度は14件、2019年度には11件と月に1社ほどのペースになっています。
そんな中でCTLにも声がかかり、ちょうど地方への進出を検討していたことも相まって、佐賀の下見も兼ねて今回のワーケーション体験が実現しました。
実際に行ってみるとどこに行っても手厚く迎え入れてくださって、地方ならではの温かさを感じました。
また、物件を探している時には県の方が進んで探してくださったり、CTLが佐賀を訪れたことを知った現地のIT企業さんが「ぜひこれからもよろしくお願いします!」といった風にご挨拶に来てくださったというところからも、熱心さが伝わってきました。
■実際にやってみた
今回は佐賀駅近辺のコワーキング施設や古湯キャンプ、和多屋別荘でワーケーション体験を行ったほか、既に佐賀に進出済みのIT企業である株式会社マリエッタさん(以下、マリエッタさん)への訪問も行いました。
訪れた施設の中で個人的に驚いたのが和多屋別荘でした。旅館内にいくつかの企業がオフィスを構えており、いつでも温泉に入れるという素晴らしい環境で仕事をしているのです。温泉好きの私には堪りません。
そのオフィスの一角をお借りしてワーケーション体験を行ったのですが、旅館ということもあって部屋の居心地がとてもよく、窓から山や川が見えたりと自然を感じることもできてとてもリラックスしやすい環境でした。
ぜひともまたワーケーションをしに行ってみたいと思いました。
■今後の課題
ワーケーション中は端末の構築や自社のアプリ開発など各々の作業を行っていました。
ワーケーションは自然に囲まれてリラックスしながら仕事を進められる、働く環境が変わることによって新鮮味を感じられるといった利点がある反面、課題に感じる点もいくつかありました。
今回挙げられる課題としては以下のような点がありました。
・いつもとは環境が全く違うため、良くも悪くもそわそわした
・モニターなどを持ち込めなかったため、仕事効率が少し下がった
・現場によってはセキュリティ上の問題で端末や業務を持ち込めないことがある
ワーケーションを行う側の慣れによる問題もありますが、設備の用意や更なるリモートワークの浸透など、ワーケーションを正式な制度として確立させるためにはまだ少し時間が要るように感じました。
■マリエッタ担当社員Fさんの想い
今回のワーケーションでは、前述したようにマリエッタさんというIT企業に訪問する機会があり、担当社員のFさんとお話をすることができました。
マリエッタさんはサービスサイトの構築やiPhone/iPad用のアプリ開発、自社サイトの運営など幅広い範囲のIT事業を手掛けている東京のIT企業で、佐賀でのIT発展のパイオニアでもあります。
佐賀進出のきっかけは何ですか?
私も以前は東京にいたのですが、元々は佐賀出身なんです。
結婚して出産をするタイミングで子育てを地元でしたいと考えるようになって、社内で相談したみたところ「やってみたら?」という話になって5年前に佐賀オフィスを立ち上げました。
当初の佐賀はどんな状況でしたか?
当時は佐賀で物を作っていても人員が足りず、他にソフトウェア会社もありませんでした。最初は県のサイト作りからスタートしたのですが、結局都内に作業依頼を出すことがしばしばありました。
そんな中で、全て佐賀内で完結させたいと考え、佐賀のIT発展に精力的に動き始めました。
佐賀のITを発展させるためにどのような取り組みを行いましたか?
そもそも佐賀県にはITの専門学校はあってもIT企業がなく、就職の際には他県に出てしまうことがほとんどでした。それに加え、隣県である福岡の専門学校の方がレベルが高く、佐賀内で優秀な人材が生まれづらいという状況でした。
そこで、県内の専門学校で自らが授業をできるよう直談判をし、人材の育成とコネクションの作成に努めました。
県内の他の企業とも協力して授業を行っていった結果、県内での採用が少しずつ増え、積極的な誘致によりIT企業が増えたことも相まって徐々に仕事がやりやすくなってきています。
とはいえまだまだ発展途上。これからも佐賀のIT発展に励むとのことです。
CTLの持ち前のパッションを感じたFさんは、ぜひ佐賀に来て一緒に盛り上げてほしいと言ってくださいました。
Fさんはとても熱心な方で、やりたいと思ったことに対して自ら積極的に動き、その働きかけによって実際に多くのことを変えて来られました。
そんなFさんとなら佐賀で何か大きなことをやり遂げられるように感じましたし、佐賀やFさんのためにCTLも全力でサポートしたいと強く思いました。
■最後に
今回のワーケーション体験を通じて、ワーケーションだけでなく、佐賀県のことも知ることができました。
CTLは佐賀進出を本気で検討しています!
実現した暁には会社全体で佐賀を盛り上げていきたいですし、私もできる限り協力したいと思いました!
また、佐賀オフィスができればワーケーションもしやすくなると思うので、そうなったら極限まで活用したいです!笑
リフレッシュもできますし、仕事にも集中しやすい環境なのでオススメです!
ワーケーションはこれからもっと普及していくと思いますので、皆さんも機会があればぜひ行ってみてくださいね!