第2回 2020年度新入社員インタビュー

プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。

今回は、コロナ禍の影響を大きく受け、図らずも働き方や会社との関わり方が大きく変わった2020年度入社の新入社員の皆さんにフォーカスし、入社から半年経った今の素直な心境を伺いました。

新入社員のリアルな声がここにあります。ぜひお読みください。

<会話構成>
インタビュアー:網田、後藤
新入社員   :東、吉住

今日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

お願いしますー!

では早速いくつか聞いていきたいと思います。



■社会人生活について


10月になってちょうど入社半年になるかと思いますが、社会人生活はどうですか?

そうですね、今年は新型コロナの変化と新社会人になった変化の二重に変化があって、今までとはガラッと変わったのかなと感じています。仕事をしていて思ったのが、想像していたよりも先輩社員の方がみんな優しいということです(笑) パワハラなどをニュースでよく見かけたので不安でした(笑)

イメージわろた(笑)

そんなことないと思うよ(笑)

新型コロナの変化は言わずもがなですが、社会人の変化としては、最近やっと現場で仕事が出来始めたのでこれからかなと感じています。今までテレワークだったので、家で研修や仕事していると社会人になった実感があまり沸かなくて、、、

確かに学生から社会人になって、いきなりテレワークだとやり方わからないよね。吉住さんはどうですか?

私は今でもテレワークが継続していて、同期の話す社会人生活とは全然違っているんです(笑) みんな毎日のように朝出社して、夜になって家に帰る生活なのに、私は通勤が無いので、学生の時と違いはしますけどあまり生活に変化がないかなと感じています。

なるほど、やっぱりテレワークだと学生から社会人への切り替えが難しい部分もあるかもしれないですね。

出勤や退勤がないと難しいですよね。仕事内容の方はどうですか?

最近は少しずつ任せてもらえるようになってきました!

え、早いね!!

すごい!

前に比べればですけど。最近は自分で考えなければ出来ない仕事が出てきているのですが、先輩方からすれば時間のかからないことでも、私は時間をかけてしまうことがあるので、それをすぐに聞けない環境があるのが辛いですね。

聞きにくいというのは?

普通に出社していれば隣に先輩方がいらっしゃるので、すぐに質問して解決することが出来るのですが、テレワークだと電話やメール等のレスポンスを待たないといけないので。

なるほど、いきなり適応するのも大変ですよね。自分もテレワークならではの難しさを感じる所もあり、工夫が必要だと思っています。



■入社後研修について

自分たちの入社後研修は対面のJava研修やマナー研修でしたが、今年は新型コロナの影響でオンライン研修とホームページ作成でした。感想とかギャップとかあれば教えてください。

ホームページ作成に関しては、初めてHTMLを使用したのでわからないことだらけだったのですが、様々なサイトを参考に自分なりに作成していけるのは形が見えるので楽しく出来ました!
ただ、元々プログラミングの知識が無いので、そもそもどんなことが出来るのかがわかっていればもっと工夫できたのではないかなと感じています。
オンライン研修について、内容的には良かったのですが、質問があっても聞けないので対面での研修はちょっとやりたかった気持ちはあります。わかった気になってしまって、いざやってみようとしても出来ない可能性があるので、、、

手を動かすというよりも、ざっくりした概要の説明がメインだったのかな?

そうですね、ノート書いた時は「あ、そうなんだ」ってなるんですけど、後々整理していたら「なんだったっけ?」となることがあったりしたので、そこが少し悩みでした。

対面とは違うので、そこは難しいところですね。東さんはどうでしたか?

オンライン研修について、吉住さんが言ってくれましたが、わかった気になってしまうことがありました。実際に手を動かす授業もあったのですが、量が少なかったので、身につくかと言うと微妙かなと、、、
やっぱり対面での研修をやってみたかったなという気持ちはあります。

そうなんですね。入社後研修の中で今の仕事に活かせていることはありますか?

SQLは今の仕事でも使用しているので役立っていると感じています。

良かったです。ホームページの方はどうでしたか?

ホームページについては、1個つまずく箇所があるとそこで結構時間をとられてしまうことがありました。

質問しにくかったりしたのかな?

担当の先輩社員の方にチャットで質問する形式だったのですが、こんな質問して良いのかなと躊躇してしまいました、、、もう少し自分で考えてみようと思い時間を使ってしまいましたね。

こんなレベルで質問をしても良いのかなって思ってしまうということだよね?

あとは聞けるレベルまで持っていくのに時間がかかったりします(笑)

今は最初だし気軽に聞いて良いと思いますよ!ググってわからなかったら、「こんなこと書いてあったんですけど~」みたい感じで質問して良いと思います。



■社会人になって、意識的に始めたこと

社会人になって意識的に始めたことはありますか?

私は新型コロナの影響もあり、家でヨガをするようになりました。今まであまりスポーツはして来なかったのですが、健康のために(笑)

めっちゃわかる! 自分もウォーキングずっとやってる(笑)

私もちょくちょくジムに行くようになりました!

やっぱりみんな健康志向になるんだね(笑) ちなみに網田くんは?

自分はゴルフですかね! センス無いので全然上手くならないんですけど(笑)

ゴルフかー、1回しかやったことないんだけど難しいよね。

はい。コンピュータ技研は上手い人が多いので上手くなりたいのですが(笑) 是非今年の新人のみなさんも始めてくれたらと思っています!



■仕事していて嬉しかったこと

仕事していて半年くらい経ちますが、何か嬉しかったことはありますか?

自分がやったことで「ありがとう、助かったよ!」とチームの仲間から言って貰えた時は嬉しかったです! まだ出来ることが少ないので、あまり役に立っているという実感がなかったのですが、その一言を貰えた時は自分がやっていることにも意味はあるんだと実感できました。

実感があるのは良いよね! 小さなことでもチームの誰かがやらないといけない大事なことだと思うのでこれからも継続して欲しいと思います。

東さんはどうですか?

最近やっと1つのプログラムを完成させることが出来たのは嬉しかったです! 結構時間がかかってしまったのですが、達成感がありました。先輩方にも「良かったね」と言ってもらえたので!

自分が作ったプログラムが想像通り動いてくれるのは嬉しいよね! 例え小さなプログラムでもその積み重ねは今後活かしていけるし、モチベーションにも繋がると思うので、是非今後も新しいプログラムを作っていってくれればと思います。

終わったっていう爽快感もあるよね(笑)

ありますね(笑)

納品の時とかそうかも!学生の時で言うとテスト最終日のテストが終わった時の感じかな?

イメージしやすいです(笑)

めっちゃわかりやすいです(笑)



■仕事していて困ったこと

逆に仕事をしていて困ったことはありますか?

やっぱりコミュニケーションの点が大きいです。私の場合、現状はチャットよりもメール媒体で連絡を取ることが多いので、メール本文を書くのに時間がかかってしまいます、、、

メールを送るのが難しいということかな?それとも内容が伝えづらい?

伝えることですね。言いづらい相手とかではないのですが、自分の考えがしっかりメール本文に記載出来ているか、伝わるのかを考えていると時間がかかります。

それはしょうがないかもしれないね。表現とか言葉遣いとかあるから。一部は慣れというのもあると思うんですけど、あんまり考え過ぎなくても良いと思うかな。1通で正しく伝えるスキルは重要だけど、今は経験も多くないので、間違っていたらすみませんっていう気持ちで思い詰め過ぎないようにした方が良いかもしれないですね!

ありがとうございます!

吉住さんはどうですか?

私は現状の仕事内容は資料作成がほとんどなので、実際のシステムがどのようなものなのか知識としてはありますが、イメージがしづらいというのはあります。

実際にそのシステムがどのように動いているのかが想像しづらいということかな?

はい、そうです。

自分が何をやっているのかがわからなくなるというわけではない?

最初の方はわからない言葉だらけということもあり、何もわからないところから始まりました。現状は単語1つ1つを調べていっていますが、その単語同士がどのように結びつくのかがわかりづらいかなと、、、

そこら辺も難しいよね。逆に言えばそこが掴めてきたらSEとして仕事がわかってきたということになると思う。
ただ、今わからないことに対して、そんなに悲観的にならなくて良いかな。全体的な流れに関してわからなくなってきたら、先輩とかに時間取ってもらって、細かい部分よりもシステムの大枠を重点的に聞いてみたりするのが良いかもしれないです。大きなシステムの一部分の作業をしていると全体像がわからなくなることがあるので。

ありがとうございます!




<終わりに>

今年は新型コロナの影響で今までとは違う新社会人生活になっていることが改めてわかりました。

社会がコロナに合わせて変化し、基本的にテレワークがメインとなったことで対面でのコミュニケーションの機会が少ないことや、想像していたのと仕事のやり方が変わったことでの戸惑いもあるようですね。近年はVUCA※の時代になり、不確実で変化が早いなどと散々言われていますが、新型コロナはこれをさらに加速させる要因となっているような気もします。

※VUCA(ブーカ)とはVolatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つの言葉の頭文字を取った言葉であり、先行きが不透明な現在の状況を表す言葉として使われています。



テレワークをはじめとした働き方の変化へ新人から対応していかなければいけない大変さも垣間見えました。

今回のインタビューを通して改めて対面頻度とコロナの状況を見たバランスや、テレワーク時の連絡タイミングや方法(TV会議、通話、チャットなど)を考え、よりやりやすく生産性の高まるやり方を試行錯誤していかなければならないと感じましたね。




以上、第2回新人インタビューでした。お読み頂きありがとうございました!
次回の新人インタビューもお楽しみに!