(前編)【CTL社員インタビュー】IT未経験で中途入社、社内で一番のスペシャリストを目指す

プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研(以下CTL)。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。

今回は、多数の資格を保持してCTL内で”資格の鬼”と噂されている、中途入社3年目の梅﨑大輔さんにインタビューを行いました。

梅﨑さんは、アッテヤ(CTLが自社開発を行う、学生と会社を繋ぐイベントや講演会を提供するサービス)のアプリ開発をしているエンジニアです。

そんな梅﨑さんへのインタビューの様子を前後編に分けてお届けします。

前編ではCTLへの転職、現在までの仕事についてお話いただきました。

<会話構成>

回答者:梅﨑

インタビュアー:道廣、岩藤

記事作成:岩藤


それでは梅﨑さん、よろしくお願いします!

よっ、資格の鬼!!

そんな風に言われてるの(笑)
よろしくお願いします(笑)

■CTLには中途で入社された梅﨑さん。前職はどのような仕事をされていたのか教えてください。

私は高校卒業後に大手鉄鋼メーカーに就職をし、24時間工場を稼働させるための機械系エンジニアになりました。
そこでは機械装置の点検から溶接作業まで、様々な仕事をしましたね。

前職もエンジニア系なんですね。

ITエンジニアではありませんが、そうですね。
工業高校卒だったので機械系エンジニアとして就職しました。
日々の業務に必要だから、ということで何個も資格を取りましたよ。

えっ!どんな資格を取られたんですか?

それこそ溶接やフォークリフトの免許など、10個は持っていました。

生粋の資格の鬼なんですね(笑)

■前職からCTLに転職しよう、と考えたのはどうしてだったのでしょうか。

前職は業界内でも世界上位の大企業だったので、自分が会社を支えている実感があまり無かったんです。組織の歯車のような感覚がありました。
工場の職場は人間関係も閉鎖的で暗かったですしね。

そこで転職を決意されたんですね。

転職紹介のエージェントに登録して、何社か紹介された企業を受けました。
複数社内定をいただくことが出来て、社会人8年目の26歳、CTLに入社をしました。

複数社内定、凄いですね!
他社ではなく、CTLを選んだ理由はなんでしたか?

他の会社は1回の面接だけで内定を貰ったんですよ。
でもすぐに採用を決めるということは、離職率が高く人材不足で、誰でもいいから人を入れたいだけなのかと不安に思いました。

しかしCTLでは3回も面接を受けました。それだけ私という人物を親身に見てくれていると感じて、ここなら安心して働けると思いCTLに決めました。

一人ひとりを大切に、向き合ってくれるところがCTLらしいですね!

■CTL入社1年目はどんな仕事をされていましたか。

最初は研修として1か月間の短い期間で、地方自治体で使用されているネットワーク装置のライセンス更新を自動化する案件に携わりました。
基本設計から始まり、開発・テスト・運用まで一貫して経験することができましたね。

その案件が終わった後、保険会社の営業用タブレット端末の保守運用案件に1年間携わりました。
具体的には端末をセットアップする作業や、端末を実際に利用するお客様からの障害問い合わせに電話で対応したりしていました。時には遠隔操作を行って端末のエラー解決もしましたね。

幅広く取り組まれましたね。
そのプロジェクトを通して学んだことはありましたか?

客先案件として常駐していたので、お客様の指示や要望に応えることが大切だな、と思いました。
特にコミュニケーションが重要で、現場の声を聴いてお客様のためを意識しました。

お客様の立場に立ったということですね!

■2年目からは部署も仕事も変わりましたが、どのような経緯があったのでしょうか。

CTLに入社した当時は、「まずはIT企業に入ってやりたいことを見つけよう」と思っていました。

そして事務所で研修中に、アッテヤの前身のアプリを開発している様子を見たんです。

そこでiOSアプリやAWSなどの今時の技術でコーディングをバリバリやる仕事が良いなと思いました。
「最先端技術で自分の会社のプロダクトを作りたい!」と思って、「あの仕事を私にやらせてください!」と上司に猛アピールしました(笑)

聞くところによると、毎月お願いしに行ったとか?(笑)

毎月1回、半年間はずっとアピールしていました(笑)

上司からは『客先で学んで欲しい。』と考えを伝えていただいたので、客先で学ぶ期間を1年間までにして、2年目からアプリ開発チームに異動したいと交渉しました。

希望先のチームは会社としてチャレンジングな業務をやっていたので、そこで上司の方に頂いた条件が『アプリケーション開発の通信教育研修を半年間で受講完了する』だったんです。

異動に条件!?
その研修は実際どれくらいのボリュームなんですか?

テキストで学習して、常にテストと提出課題に追われる感じでした(笑)

勤務後に、帰宅してから毎日3~4時間は勉強しましたね。結果的に4か月で受講完了し、部署異動することが出来ました。

仕事をしながら2か月も前倒しで完了なんてさすがです!
部署異動してから何が変わりましたか?

全部です(笑)
業務内容はアプリの自社開発なので、指示を待つのではなく自分主導で仕事を見つけます。

アッテヤ開発では自分達には直接見えないユーザーさんのために、便利な機能や求められるサービスを考えて運営しています。

先輩でも分からない解決方法を自分たちで探して、トライ&エラーの繰り返しです。

梅﨑さんのトライ&エラーは会社で取り組んでいるQiita
(エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービス)にたくさん載っていますね。

予期しないエラーが起きたけどこの方法で解決したよ、なんてノウハウを残していますよね。

Qiitaの投稿ももっと更新頻度上げて、会社全体を巻き込みたいですね。
CTL社員で投稿に興味がある方は私に連絡ください(笑)

■梅﨑さんの資格取得のニュースが若手社員の意欲に影響を与えていますが、何か思うことはありますか。

え、そうなの(笑)
会社が盛り上がることは嬉しいけど、資格の鬼は社内で一人だけでいいからみんな取りすぎないように(笑)

というのは冗談だけど、CTL内には私よりももっと上の資格を持っている人が居る中で、私はコンスタントに資格を取り続けていることが強みかもしれませんね。

今後は私しか持っていないような資格を取得して、堂々と胸を張れるスペシャリストになりたいです。若手の皆さんもぜひ尖った資格で自分をアピールしてもらえたらと思います。


前編では、CTLへの転職、そして現在までの仕事についてお話いただきました。

後編では、”資格の鬼”と噂される由縁である資格の勉強法や取得計画の立て方、そしてこれからどんなエンジニアになりたいかといった将来の話も聞いていきます。

ぜひ、後編もお読みください!

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