【未経験エンジニア多数】2023年度 新人研修まとめ

【未経験エンジニア多数】2023年度 新人研修まとめ

こんにちは!Ma-Doです。

文系かつITの知識ほぼゼロで入社した私も、あっという間に入社3年目になりました。

社会人になってからというもの、学生時代よりも時の流れがとても早く感じ、入社したての頃が、ついこの間のようにも感じるし、懐かしくも感じてきた今日この頃です。

私もついこの間まで新人研修を受けていたような・・・?

ということで今回は、2023年に行われたコンピュータ技研の「新人研修」についてご紹介していきたいと思います!(「無理やり繋げたな」とか言わないでくださいね ∑(・Д・)ダメゼッタイ!!!!)

2023年度新人研修ざっくり紹介

今年の新人研修では、4〜5月の2ヶ月間で、以下6つの研修を行いました!

それぞれの研修は、有志で集まったCTL社員、総勢25名が講師となって行なっています。

研修担当メンバーは若手からベテランまで勢揃い!

各研修で一体どんなことをやっているのかを、研修担当の想いや研修を受けた新人ちゃんたちの感想と共に紹介していきます!

    
        

ちなみに・・・
今年の新入社員は半数が文系、9割がプログラミング未経験で入社しています!

    

1. IT分野研修

コンピュータ技研には、未経験で入社する人が多くいます。

ITって何?どんな分野があるの?

まずはそんな疑問を解消するために、ITの分野は広く・深いことを感じてもらうことを目的とした研修を行なっています。

入社時に抱いているIT職のイメージのギャップを埋め、自分の職(キャリア)について考えてもらうきっかけを作るような研修になっています!

研修担当の想い

「入社前のITイメージ」と「入社後の配属先の得意とする分野」のギャップに不安を感じないようにしたいため、

様々なIT分野があることを知り、
自分の進むべきキャリアを見出せるようになり
③それが会社に貢献できるというサイクルを生み出す

この流れを作りたいことから、このコンテンツを作り講師を務めています。

新人ちゃんの感想

IT未経験で分野が何もわからない状態の人が多いので、簡単ではありますがイメージができたのでキャリアについて考える、とてもいい機会になりました。

ITという世界に足を踏み入れるために必要な情報が詰まった研修でした!

会社がどのような分野で仕事をしているのか、IT分野とは何かが分かる研修でした!

2. Excel・SQL研修

Excel(エクセル)とSQL(エスキューエル)における基本的な使い方を学ぶ研修です。

Excelは、Microsoft(マイクロソフト)社が開発して販売している「表計算ソフト」ですね。学生時代に利用した方も少なくないと思います。

SQLは、データベース言語の一つです。データベースってなんぞや?という方もいるかと思います。(私も入社するまでは全くもって知りませんでした)

使ったことがある人もない人も、この研修で実際にExcel・SQLに触れ、基本的な操作を学んでもらいます!

研修担当の想い

業務を行う上でExcelを使用する事は多く、配属された時に、資料を作る難しさと、Excelへの慣れを同時に対応する場合の負荷を軽減させる。又、アプリケーションを作る上でDB(データベース)を使うことが多い為、SQLの基礎知識は知っておくべきと考え、研修しています。自身の力で成果物を作りきる事を実践してもらっています。

新人ちゃんの感想

Excelは学生時代に少し利用していたのですが、忘れている機能や操作が多いと感じました。現在、実務でも頻繁に利用しています。

SQLとの初遭遇でした。なかなか指示通りに動いてくれなくて悩みましたが、動かし方がわかると思い通りに動いてくれてとても楽しかったです。

3. ロジック・プログラミング研修

遂に来ました、みなさんお待ちかねの「プログラミング研修」です。

今回紹介する新人研修の中で一番、エンジニアっぽい!と思う研修ではないでしょうか?

ロジック研修では、Scratch(スクラッチ)を使って課題を解き、論理的思考を磨いていきます。また、フローチャート作成も行います。

Scratchとは、ウェブサイトにアクセスするだけで無料でプログラミングをはじめることができるソフトです。

プログラミング研修では、プログラミングとは何か、また基本的なプログラミングの記述方法について説明し、実際にコーディングをしてもらいます!

研修担当の想い

私は入社してから4年間がむしゃらにプログラミングについて学んできました。
基本的な書き方から設計論、プログラミング哲学などを身につけていくうちに、後輩や他のエンジニアに還元していきたい思いが湧いてきました。基礎となる最初のプログラミングで「正しい」ことを学ぶことは、今後のエンジニアキャリアに間違いなく活きてくるものだと思います。

現場によって必要なスキルが違うので、根本にある論理的思考力を学ぶことが大切だと思い、ロジックプログラミング研修をしようと思いました。基本的な考え方を大切にして欲しいという想いで研修を行なっています。

新人ちゃんの感想

エンジニアになったのだと実感する研修でした。学生が想像するエンジニアの研修内容でした。

個人的に一番好きだった研修内容でした。課題解決に向けて自分でコードを考えて試行錯誤しながら作りたいものに近づいていくのが楽しかったです。課題が終わった後にチャレンジ問題も用意されていて、やりがいがありました。

ちなみに・・・

オンラインで行う研修はoViceというバーチャルオフィスツールを使っています。

離れた場所にいる同期とも同じ空間にいるような空気が味わえて、わからないことがあってもすぐ質問できる環境になっています!

バーチャルオフィスツール“oVice”

4. 単体テスト研修

プログラミングをした後は、「単体テスト研修」です。

プログラムは作ったらそれで終わりではなく、思った通りに動くか、バグはないか等のテストをしてチェックすることが大切です。

単体テスト研修では、コンピュータ技研で開発している「atteyaa(アッテヤ)」というWebアプリの新規登録画面の仕様書・設計書を見て、単体テストのチェックリストを作成してもらいます。実際に自社で開発しているアプリを利用することで、実践的にテスト観点やテストの重要性を学べます!

    
        

atteyaaとは
↓↓↓
就活しない、就活アプリ「atteyaa」

    

研修担当の想い

エンジニアなら必ず行う単体テストの観点、思考を身につけて欲しいという思いでこの研修を作成しました。
個人的に単体テストは苦労した経験があります…。
単体テストの思考は仕様検討からコーディングまでどの仕事だとしても役に立つので、その基盤作りとなれたら幸いです。

テストの重要性や、テストが正しくできることの価値を理解してもらいたいという想いから、この研修を行なっています。

新人ちゃんの感想

エンジニアに不可欠な仕事ですが、最も大変で苦痛な内容で、論理的思考力が最も養われる課題でした。この研修を受けて、プログラミングの作りやすさが変わりました。

自分が苦手だったのも影響したのか、正直なところこの研修の日は1日が長く感じました。しかし、働き始めてみると単体テストの重要性に気づきました。自分たちが普段使っている製品の裏側の苦労を知ることができて、時々そういった背景を想像するようになりました。

楽しい!の一言に尽きます。考えられる様々な場合を書き出していく作業はとても楽しかったです。現在は実際に書き出して、実行していくことができていて、実務に生きています。

5. チーム開発研修

新人研修の集大成とも言える研修がこちらの「チーム開発研修」です。

新人を2チームに分け、研修担当者が顧客役に扮してWebページの制作を依頼します。

依頼を受けた新人ちゃんたちは、それぞれチームごとに「WEBページ作成案件」の要望の聞き取り・サンプルの作成をしてもらい、最終的にはコンペ形式でどちらかの案を採用するという研修です。

エンジニアは一人で淡々と作業することもありますが、チームになって1つのものを創り上げることがほとんどです。そのため、現場に配属される前に、要件の聞き取りから開発までの一連の流れを通して、チームワーキングの難しさや達成感を経験してもらっています!

研修担当の想い

顧客が要望するモノをチームで創り上げる難しさと達成感を感じてもらい、コンペ形式にすることで、より良い(顧客の期待を超える)モノを追求するという経験をしてほしいという想いがありました。

現場での仕事を意識したチームワーキング、顧客や上司との摂政、基礎的な開発スキルを身につけることで、7月以降の参画がスムーズとなり、現場の先輩からも一目置かれる人材に育って欲しい、無駄な研修にならないように願いを込めて研修内容を煮詰めました。

メンバーと協力することの大切さや、自走するためにこれから自学する必要があることなど、それらのきっかけ作りになればと想い研修を担当しました。

新人ちゃんの感想

お客さんの要望や実現可能性、チーム内の意見の交錯などチームでの開発になるとうまく進まないことを実感しました。スケジュールも遅れることがほとんどだったので、これも考慮して仕事をしていかないといけないことを学びました。

個人的に一番未来の後輩たちに経験してほしい研修です。要件定義からテストまで自分たちで行うことで、仕事が始まった時に受ける説明が格段に頭に入りやすくなります。苦労もたくさんありましたが、それも含めて一番実践的な研修でした。

チーム活動の難しさを実感しました。わからないことを調べて解決していく力、頼る力を身につけるためにとても大切な研修でした。時に意見をぶつけ合うことも大切だと感じました。

コンペの様子(Aチーム)
コンペの様子(Bチーム)

6. アサーティブ研修

最後にご紹介するのがこちらの「アサーティブ研修」です。

こちらは入社3年目の社員が提案・企画して実施され、今年度から新たに始まった、アサーティブ・コミュニケーションについて学ぶ研修です。

アサーティブ・コミュニケーションとは、自分も相手も大切にした誠実で対等・率直なコミュニケーションのことです。

一見、エンジニアには関係のなさそうに見える研修ですが、先ほども述べたようにチームで動くことがほとんどなので、コミュニケーションをとることは必須です。

実際にロールプレイをしながら、自分の心に向き合い、相手のことも思い遣って意見を伝える方法や大切さを学べる研修になっています。

    
        

アサーティブ・コミュニケーションとは
↓↓↓
アサーティブジャパンHP

    

研修担当の想い

私自身が意見が言えないタイプであり、「言わなければならないのに言えない」という状況が自分を追い詰め、精神的にとても辛く感じることが多々ありました。同じようなタイプの子の心の負担を軽くしてあげたいという想いで研修を行いました。

新人ちゃんの感想

実際に同期とシミュレーションを行いながら楽しく学ぶことができました。
この研修以降、自分の本心と向き合うことができるようになったと感じています。

チーム開発でコミュニケーションの大切さを感じたのちにアサーティブ研修を受けました。
自分の気持ちを素直に、ただし相手を攻撃せずに伝えるコツを学ぶことができる研修でした。

さいごに

2023年度の新人研修をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

現在新人ちゃんたちは、各現場に配属され、それぞれの分野で頑張っています!

そちらの様子は、後日新人インタビューを行う予定なのでその時にお伝えしますね!

それでは!