皆さんこんにちは、がんつです。
弊社コンピュータ技研(以降、CTL)では、社員の強みを大切にしています。
そしてCTLでは社員の強みを見える化するために、ストレングス・ファインダー®という強み診断ツールを導入しています。
ストレングス・ファインダー®とは34個の強みとなりえる資質(=思考や行動のパターン)が定義されており、診断を受けることで自分が強く発揮している(=強みとなりえる)資質のTop5がわかります。
また、34の資質は、実行力、影響力、人間関係力、思考力の4つの領域に分類されます。
“ストレングス・ファインダー®”の34の資質について気になる方はこちら
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天性の才能の根拠となる、クリフトンストレングスの34の資質
34の資質が分類される、4つの領域について気になる方はこちら
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クリフトンストレングスの4つの領域とは?
先日現場のチームメンバー同士で、お互いの強みについてディスカッションする機会がありました。
そのディスカッションで見えてきた、チームで強みについて考えることの大切さ、メリットを伝えたいと思います。
目次
ディスカッション
今回のチームメンバーは20代社員5名、30代社員1名の、計6名で実施しました。
そのうち2名が新入社員です。
このメンバーで、「仕事で強みが活きた話」を発表し合いました。
「私は○○という強みを活かせていると思います。特にこういった場面で~~。」のような話です。
その後、話を聞いていた他のメンバーから「確かにあの時、△△さんだからこそ上手くいきましたね!」といったフィードバックをしました。
一方、若手の中で「強みが活きた話」にまだ経験・実感が無い方もいました。
その時には、先輩社員からこのようなフィードバックがありました。
「□□さんがこの前こうやって対応した時、凄いなって思いましたよ。きっと○○の強みが活きているんじゃないですか?」
「私もそう思いましたよ!」
このフィードバックによって、若手社員は自分の強みが活かせていると気付くことが出来ました。
気付いたこと
ディスカッションを通して、4つのことに気付くことが出来ました。
①自分では強みの発揮に気づいていない
強みは自分では自然に出来ている、と言われており、活かせている実感は得づらいものです。
しかし、それが他の方から見たら凄いことだったのだと、新たな発見になります。
フィードバックのおかげで、無意識のうちに発揮されるものが強みなのだと改めて実感することができました。
②フィードバックによって強みはアップグレードされる
人から「よく出来てたね」と強みについて褒めてもらうだけで嬉しいし、自信が付きます。
「嬉しい!もっと頑張ろう!」と前向きになり、さらに活かすことが出来ます。
強み発揮 ⇒ フィードバック ⇒ 自信が付く ⇒ さらに強み発揮 の好循環が生まれますね。
③自分を認めるには、まずは人に認めてもらってから
(自分はここが苦手なのに、あの人は凄い…)と、自分のことを認められない経験はありませんか?
謙遜の気持ちが出てしまい、自分のことを認められない方は多いと思います。
人に「強みが活きた話」を発見してもらって褒めてもらうことで、(人から認めてもらえた!)と感じます。
すると(自分って意外とやるじゃん!)と、自分で自分を認めることが出来ます。
誰しもが強みを持っていて、誰しもが素晴らしいのだ、と実感しました。
④チームメンバーの行動理由の理解
強みが、人の行動の裏付けになっている場面が多いと感じました。
とある新入社員がお客様の問い合わせ対応で技術的に困った場面がありました。その日はたまたま上司がお休みの日です。
その新人は、「お客様のために解決せねば」という気持ちで、別チームに質問したり同僚に指示を出して、解決に至ることが出来ました。
ここまで行動出来たのは『責任感』という強みが活きている、という発見です。
つまり、ディスカッションを通して、「なぜその人があの行動をしたのか」という行動の背景を理解出来たのです。
チームワークが求められるSEという仕事で、チームメンバーのことを知れた良い機会になりました。
さいごに
毎日一緒に仕事をしているメンバーだからこそ自分をよく見ていてくれて、強みに気付いてくれます。
ディスカッションを通して、メンバーそれぞれが自分自身を認めて、前向きになる時間となりました。
そして、人の強みを発見する経験は貴重でした。
人のことをよく観ていないと、その人の強みは発見出来ません。
そして、結果だけを見ていても、強みは発見出来ません。
その人の行動(プロセス)を、「私には出来ない!凄い!」という観点で見ていると、強みが活きている瞬間を発見出来るでしょう。
私も相手の強みを発見してきたいと思います。
今後は以下の観点でもディスカッションしてみたいと思いました!
- メンバーで共通して持っている強みについて語り合う。
→強みの活かし方の参考例を発見することが出来そうです!
- とある強みについて、どのような活かし方があるか想像してみる。
→ もしもその強みを持った後輩・部下が居た時に、指導方法の参考に出来そうです!
ぜひ皆さんも、いつも一緒に過ごしているメンバーとディスカッションしてみてください。
自分自身の新たな発見や、チームワーク強化に繋がると思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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