プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研。
次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。
第2回社員インタビューは、Next C.T.Lメンバーの中でも異色のキャリアを持つ園田さん。
インタビュー後編では、転職活動のことやコンピュータ技研を選んだ理由について語っていただいています。ぜひお読みください。
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もう一度、IT業界を目指すことに
−大学では何を学ばれていましたか?
工学部の情報システム科でした。
高校生の頃、文系の科目が苦手だったことも選んだ理由の一つですが、
小さい頃見ていたガンダムの影響でロボットエンジニアになりたいという思いがあり
工学部を目指すようになりました。
−学生時代で情報システムを学ばれて、前職の魚屋さんで通販の立ち上げをされて。
改めてIT業界への興味が湧いてきたんですね。
そうです。なので、転職活動ではこの業界に絞って受けていました。
転職活動を始めたのは30歳。
もう迷っている暇はないからとにかく突き進もうと思いました。
−転職活動では何を基準に会社を選ばれていましたか?
やりたいことができること。
環境が良いこと。あとは給与、ですね。
―やりたいこと、と言いますと?
とにかくITに関する知識を詰め込みたい一心でしたね。
「そういうこと、ベラベラ喋れたらかっこいいじゃん?」みたいな気持ちもあった(笑)
―ちょっとお気持ちわかります(笑)
転職活動にかけた期間はどのくらいでしたか?
2ヶ月くらいですね。人材紹介会社も使って、行きたい会社だけ受けて。
コンピュータ技研は2社目に受けました。
―コンピュータ技研の第一印象、覚えていますか?
取締役の松井さんに会ったことですね。それは今でも印象に残っています。
面接では流行りのドラマの話
−どんな印象でしたか?
実際面接に行ってみたら、すごく世間話が多くて。
居心地の良さを感じたんです。
限られた時間でしたが、直感的に。
−印象的な会話などはありましたか?
当時ちょうどTVドラマの「逃げ恥」ブームだったんですよね。
あれの主人公がIT関係の仕事していたと思うんですけど
松井さんから「あのドラマの主役もSEやで」みたいな話だったかな。
−そのときに感じた居心地の良さは、入社後も変わりませんか?
僕の場合は変わりませんね。
−壁にぶつかったりされたことも?
今のところ壁にぶつかることもなく、順調ですね。
僕できすぎるのかな(笑)
まぁそれは冗談ですけど、現場にも恵まれてます。
(転職して)来たかったところに来ているなって感じです。
やりがいは、「単価」という目に見える評価
−貴社は、それぞれの社員さんがクライアント先に常駐されていますが、
園田さんは現在はどんな会社に常駐されているんですか?
大手電力会社系列のシステム会社に常駐しています。
BtoBのシステムを開発しており
顧客がインターネット上で申し込みをする際の入力フォームを作っています。
−どんな時にやりがいを感じていますか?
単価が上がるのはやはりある種のステータスなんです。
自分の働きが認められていなければ、お客様から契約を終了される。
逆に継続して且つ単価も上がっているということは
成果を出しているということ。
それが認められた証拠なので。
−なるほど。今の現場での目標などはありますか?
自分の名前と顔を覚えてもらいたいですね。
フロアにはいろんなプロジェクトを抱えているチームがいて
直接は関わっていないんですが、これから一緒に仕事をする可能性もあるので。
これからのコンピュータ技研に思うこと
−今後、コンピュータ技研でやっていきたいことは?
この業界は、各自がクライアント先に行って仕事をするので
コンピュータ技研としてみんなで何かをする機会ってあまりないんですよ。
だから、会社としての団結力を上げていきたいという思いはあります。
クライアント先に行っていたとしても「あぁ会社だな」と各自が思えるような。
ずっと長いこと一つの現場に行っていたりしたら
自分がコンピュータ技研の人間かわからなくなる時もある気がしていて。
なので実は今、親睦企画というイベントを定期的に会社でやっています。
忘れられてたり、なかなか来てくれなかったりする人もいるんですけど(笑)
そうしていくうちに仲間意識が芽生えていったらいいなと思っています。
−なるほど。
先ほど「現場で個人として成果を上げていく」というお話もありましたが
会社全体の仲間意識というのも園田さんの取り組みたいことの一つなんですね。
そうですね。そこは両軸でやっていきたいです。
−他にコンピュータ技研で達成したいことは?
10年後には管理職についていたいですね。
あと、やってみたいのが
コンピュータ技研の社員が集まる「CTL カフェ」。
会社内にみんなが安心できるような、居心地の良い場所があるといいなと。
ふらっと立ち寄って、お互いに「最近どうよ」って話せたらいいですよね。
−顔を合わせて話す、というのは大事と感じてらっしゃるんですね。
その意味ではNext C.T.Lなどの若手研修にもポジティブですか?
そうですね。いいんじゃないかなと。(笑)
みんなの変えていきたい、こうしていきたいを気持ちを一つにする良い機会。
「新しいカレーを考えるワークショップも楽しかったし、みんなの考えていることも見えてきた。
正直、面倒くさい気持ちも多少ありますよ。
でも面倒だなと感じることも、続けていくことでコンピュータ技研のこれからに繋がっていくと思います。
−最後にNext C.T.Lへの意気込みなどあればお聞かせください。
「僕らが始まりで、僕らで動かせるんだ」というのは素晴らしいですよね。
正直、僕の一番不得意なところだったんです。
これまでは、なすがまま、流れのままなところがあって。
任されれば頑張れるんですけど、自発的にやるのはちょっと弱かった。
今までこうだったから、変わっていかないといけないと意識が変わりました。
働き方改革などにも関わってくると思うんですけど
個人の意識を変えて、生産性を上げていく。そういう組織にしていきたいです。
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個人の能力向上を意識する一方で、組織としての結束も大切にされる園田さん。
大学時代のサークル活動も、魚屋さんで日々作業効率を意識した経験も、すべてが今の園田さんを作り上げる大切な経験だったのかなとお話を通して感じました。
次回の社員インタビューもどうぞお楽しみに。