「オーナーシップ制度」に対する私の解釈

「オーナーシップ制度」に対する私の解釈

こんにちは、がんつです。

世界に「0」をONする会社、株式会社コンピュータ技研(以下、CTLと称する)は「オーナーシップ制度」という人事制度を導入しています。

オーナーシップ制度とは自分のキャリアを会社に決めてもらうのではなく、自分自身で決める制度です。


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オーナーシップ制度

現在入社2年目の私は、就職活動でCTLを知るまでオーナーシップ制度を体験したことも無ければ、聞いたこともありませんでした。

入社したての頃、自分が会社に何で貢献するか考えた時に「思いつかない…」と、とても困った記憶があります。

あれから約2年間働いて、少しずつ分かってきたことがあります。

そこで今回は、下記の3点について私なりの解釈でまとめてみました。

・オーナーシップ制度とは何なのか

・どのように考えれば良いのか

なぜCTLがこの制度を導入したのか

この記事が、私と同じようにオーナーシップ制度で戸惑った方や、CTLに入社したいと思っている方の参考になれれば、と思っています。

あくまで私個人の解釈なので本質からズレていたり、拡大して捉えている可能性はあります。

その違いも、今後の皆さんの解釈の材料にしてください。

目次

解釈①  オーナーシップ制度とは、「私は会社で、何者になりたいか」

冒頭にも述べたように、オーナーシップ制度とは自分のキャリアを自分自身で決定する人事制度です。

キャリアとは、簡単に言えば役職であり、生き方のことです。

それを自分自身で決定するということは、自分がどんな立場で何をしたいか、どんな人生を歩みたいかを決定することになります。

CTLでは、役職や年間の給与を自己申告します。

つまり、自分が何者になりたいかというビジョンを自己申告するのです。

言い換えれば、自己申告をしなければ現状維持以下となるでしょう。

もちろん、上司は私たち社員に対して「こんな活躍をして欲しい」と期待をしてくれています。

それに対して素直に応えるか、期待以上で応えるか、またはその反対か、それはすべて自分次第です。

この制度によって、社会人1年目から自分の生き方を考える機会が得られます。

解釈② オーナーシップ制度を考える視点は、「私は会社に、何を提供出来るのか」

私は就職活動中、会社に何を提供して貰うのか、という考えを持っていました。

その”何”とは、初任給や有給休暇、研修の手厚さといった、よくある会社選びの条件です。

しかし、その姿勢が許されるのは学生までで、社会人では切り替えるべきです。

学生は学校にお金(学費)を支払って、サービス(教育)を提供して貰います

社会人は会社からお金(給料)を貰って、サービス(成果)を提供します

お金とサービスの提供の向きが、入れ替わるのです。

今述べたことは、社会人として当たり前なことです。

そして学生と社会人との違いに加えて、CTLのオーナーシップ制度は他社との違いがあります

会社は世間一般的には、サービス(成果)に対してお金(給料)を貰いますね。

ただしCTLのオーナーシップ制度は、先に提供するサービス(成果)を宣言し、実現前に投資としてお金(給料)を受け取ります。

ノルマや成果至上主義ではなく、投資です。

(宣言したサービスは年度末に達成 / 未達成か評価され、翌年の投資額に影響します。)

この制度のため、より一層「私は会社に、何を提供出来るのか」という視点が大切だと思います。

提供する物は、例えばプログラミング能力、リーダーシップ能力、コミュニケーション能力と、さまざまです。

これらは自身の強みに関連させて、考える方が多いです。

自分で提供する物を決めるからこそ、主体性を持った社員が多く生まれます。

※CTLは、自身の強みを認識するために、ストレングス・ファインダー®という強み診断ツールを導入しています。


"ストレングス・ファインダー®"について気になる方はこちら
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クリフトンストレングス・テストの活用方法を学ぶ

解釈③ CTLがオーナーシップ制度を導入したのは、”世界に「0」をONする会社”だから

”世界に「0」をONする会社”とは、CTLの企業理念です。

この企業理念とオーナーシップ制度は、関係性が高いと私は思っています。


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Anchor & Tools 企業理念

企業理念とは、会社の価値観存在目的を表すものです。

世界に「0」をONする会社。この理念は抽象的ですね。

CTLの理念のポイントは、「0」とは何なのか、「ONする」とは何なのか、その捉え方は社員に委ねられているという点です。

『私にとって「0」とは何なのか。』『この企業理念を読んで、何をしたらいいのか。』

答えがないため、社員は戸惑います。

ここで、オーナーシップが関わってきます。

『私は人生をこう過ごしたい。だからCTLでは何者になりたい』『私はこんな強みがあるから、生かしたい。』

そういった一人一人の意思を会社や社会に対して提供することが、「0」をONするということなのだと解釈しています。

CTLはただの技術屋ではなく、真心といった人間性もお客様に提供するエンジニアの会社なのだと、私は思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

とある若手が偉そうに、オーナーシップ制度への解釈を書いてみました。

私自身はCTLが初めての会社で、この人事制度しか経験していません。

人生経験も浅いため、稚拙な考えもあったかと思います。

とにかく伝えたいことは、オーナーシップ制度によって生き生きと働くことが出来ていることです。

企業の歯車として誰でも出来そうな業務で働くのではなく、一人の社会人として働いている実感があります。

ぜひみなさんも、ご自身のビジョン設計や、企業選びを進めてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。