(前編)【CTLアワード受賞者インタビュー】0からのスタートで社内基盤システムを改善

プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。

今回は、昨年(2020年)のCTLアワードの中で"CTL of the Year"を受賞した則尾亜実さんのインタビューの様子を前後編に分けてお届けします。

■CTLアワードとは
コンピュータ技研(略称:CTL)が、社員の成果に対して行っている社内表彰の総称で、表彰内容は実業務に直結しているものから"新人自分コマーシャル賞"、"ベストドレッサー賞"、"Zoomベスト背景賞"等、ユーモアのあるものまで幅広く設定されています。

表彰内容を幅広く設定することで、社員1人1人にスポットライトが当たることを狙っています。

■CTL of the Yearとは
CTLアワードの賞の1つで、年間で最も活躍した社員に贈られる賞です。

前編では、"CTL of the Year"の受賞内容についてお話いただきました。

<会話構成>
受賞者:則尾
インタビュアー:松原

"CTL of the Year"受賞おめでとうございます!!
本日はよろしくお願いします!

ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします!

■主な受賞理由として「社内基盤更改」が挙げられていますが、具体的にはどんな活動を行ったのでしょうか。

社内基盤システムのクラウド移行の話があって、オンプレミスだった社内基盤システムをAzureに移行し、新たにMicrosoft365の導入も行いました。

Teams等、日々とてもお世話になっています!(笑)

話を聞いた時はAzureを使う事くらいしか決まっていなかったので、「じゃあどうやって実現するの?」からスタートしましたね。

■この活動とは別で、普段はお客様先に常駐して業務を行っていると思いますが、同じような業務を行っているんですか?

普段からサーバーを構築したり、仮想基盤に触れたり等インフラ系の業務を行っているのですが、オンプレミスなのでクラウドとは関係のない業務ですね。

そうなんですね。では、元々Azure等のクラウドの知識があったということでしょうか?

いや、知識もほとんどありませんでした...(笑)
いつかやってみたいなぁとは思っていましたが、実際そういう案件はなかったので、未知の領域でした。

なんと...!!
では、まずは知識をつけるところから始められたわけですね。

そうですね。
Azureの入門書を買ってきて、本の内容の通りにトライアルの環境で色々構築してみたり、Microsoft等のサイトを見ながら覚えました。

■「別の業務もある、勉強もしないといけない」という状況にも関わらず、この活動を行おうと思った理由を教えてください。

純粋にクラウドサービスに興味があって、会社の中でAzureに触れることができるのが面白そうと思ったからですね。
また、今後もどんどんクラウドサービスは普及していくと思いますし、普段の業務においても活きると思いました。

学習意欲に満ちあふれていますね!

■活動の中で一番苦労したことを教えてください。

技術面で言うと、情報が少なかったことが一番苦労しました。本に書いてある事と実現したい事が一致していなかったので、やりたい事を実現するためにトライ&エラーの繰り返しでしたね。逆に本当に0からスタートしている感じがして楽しかったりもしたんですけどね(笑)

Azureのインターフェースが短いスパンでどんどん更新されていく事にも苦労しました。「あれ?昨日はこれで出来たのに今日は出来ない...」とか「知らない機能追加されてるじゃん!」とかですね(笑)

見た目や機能がどんどん変わっていくのはクラウドサービスあるあるですね...(笑)
他には何かありましたか?

技術面以外だと、時間のかけ方に苦労しましたね。私以外にも協力してくれたメンバーがいたんですが、それぞれ別の業務がある中で行っていたので、各々がどれくらい時間をかけられるのかを把握したり調整したりするのが難しかったですね。

業務の合間を縫って活動されていたんですね。恩恵を受けている側の代表として改めてお礼を言わせてください。
ありがとうございます。そして本当にお疲れ様でした!

いや、そんな改まらないでも(笑)

■社内にはコミュニケーションツールやAzure等と同時期に更改された勤怠管理システム等、様々なシステムが導入されていますが、現在の社内システムについて良い点や改善点等感じていることはありますか?

システムが複数あり、それぞれが必要なシステムなのですが、システム毎で独自の運用?になっているのが気になりますね。

たしかにそうですね。運用や管理も1つにまとめることが出来たら良いですね。

AzureやMicrosoft365についても全ての機能を使いこなせているわけでないので、もっと上手く活用していけたら良いなと思っています。

色んな機能が使えるようになって、今以上に便利にしていきたいですね。

そうですね。さらに便利にするためにはどうすれば良いのかを社内のみんなで考えていくことが、今後の課題になっていくと思います。

前編では、"CTL of the Year"の受賞内容についてお話いただきました。

後編では、コンピュータ技研の採用担当もインタビュアーとして加わり、則尾さんの就活時の話やコンピュータ技研への想い等を聞いていきます。

ぜひ、後編もお読みください!