(前編) 高校時代から、夢は経営者。悩み抜いた末選んだコンピュータ技研【Next C.T.Lメンバーインタビュー】

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プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。

第5回社員インタビューは、入社2年目の神戸 賢司さん。

前編では、大学時代のお話やIT業界を志すようになったきっかけについてお話いただきました。

ぜひお読みください。


ホリエモンに憧れて経営学部へ

--コンピュータ技研に入社されるまでの経歴から、お聞かせください。

現在神戸さんのご所属は東京支店ですが、大学から東京に?

いえ、実は転々としていまして。

大学は名古屋、就職して始めは大阪支店だったんですが、東京支店に異動になりました。

--2年目で早くも転勤!レアな境遇ですね。
名古屋の大学時代から詳しくお伺いしてもいいですか?

そう、レアな境遇なんです(笑)

大学の入り方も僕ちょっと変わっていて、高校の時は理系だったんですが、文系に転向して経営学部に入ったんです。

--経営に興味がおありだったんですか?

ホリエモンの本を何冊か読んでいて、「経営者って面白そうだな」と漠然と思ってたんです。

特に印象的なフレーズが「経営者はバカな方がいい」っていう一文があって。それってどういうことなんだろう、自分もいつか経営者になってみたいな、と。

コンピュータ技研 神戸さん

大学生活を謳歌しつつ、ひとり旅で社会勉強

--大学時代で一番注力されていたことは?

結局入学してみたら、勉強よりもサークルやアルバイトに力を入れていましたね。

サークルはフットサル。あと長期の休みの時は自転車でひとり旅したりとか。

--自転車でひとり旅、どんなところへ?

当時は僕岐阜県に住んでいたんですけど、滋賀県だったり、静岡だったり・・・。

泊まるところも決めずにいくので、野宿というかほぼ寝てなかったです(笑)

現地の飲み屋に行って知らない人と話すのとか楽しかったですよ。

--旅行中、特に印象的だった出来事などありますか?

毎回、色々な方との出会いはありましたね。

50歳くらいの東京大学出身で塾講師をされている方とお会いしたのは印象に残ってます。

東大も出られて、勉強もすごくできる方だと思うんですが

「お金の管理が全然できなくて、家族にクレジットカード預けてお小遣い制なんだ」って。

悪気なく「計算とか得意なはずじゃないですか」って聞いちゃったんですけど、「いやあ、お金持ってたら使っちゃうよね」って笑うんです(笑)

僕の中の常識というか、良い意味で偏見を持たなくなった出来事でしたね。

--旅を通じて大人の階段を登られたんですね。

コンピュータ技研 神戸さん インタビュー

一冊の本との出会いから、IT業界を志すように

--他にも今の神戸さんを形作る元となっているものや、影響を受けたものはありますか?

僕の場合は、本ですね。大学3年生の春にゼミの課題で出された「限界費用ゼロ社会」という本との出会いがきっかけで、IT業界に興味を持つようになりました。

【関連記事はこちら】https://next-ctl.jp/blog/wanted-industry/

内容はビジネス書というよりも論文に近くて、ITによって産業や社会全体がどう変わるのか、それを予測していくっていうもの。今までの歴史と現在、これからの未来の3つに分けて見ていくんですけど、結論的には、「今起きている第5次産業革命=IT革命によって、仕事の無駄が徹底的に省かれていき、世界からお金や費用という概念がなくなるのではないか」という内容でした。

そこからの人類はこれまで労働に使っていた時間が余るわけですよね。そうすると、やりたいこと・やりがいのあることに時間を当てる世界になる。

IT化が進むとそんな世界になるのか、面白そうだなと思いました。

--面白いですね。その頃も経営者になりたい思いはそのままですか?

そうですね。なので、IT×経営で何かやっていきたいと思っていました。

--就職活動はいつ頃から始められたんですか?

説明会とかインターンとかだと3年生の4月くらいから。インターンがわって就職活動を始めたのは3年生の10月とか秋くらいからですね。

周りよりちょっと早めにスタートしたかなと思います。

--さすがです。じゃあ就職活動も順調に、選びたい放題だったのでは?

いや、それがそんなこともなくて。

早めにスタートして、様々な企業を見ていくうちに就職活動自体に傾向があるのが分かったんです。例えば、ベンチャー企業とか就職活動を始める前に豆を撒き終わっているな、とかそこから大企業とか中小とかが選考を始めるみたいな感じかなとか。

その早めにスタートして色々見てしまったことが後々、僕を悩ませることになっていくんです。

コンピュータ技研 神戸さん インタビュー

お話をお伺いしていて知識の豊富さも垣間見え、新卒2年目・24歳とお若いながらも相手に安心感を与える神戸さん。元来の思慮深さや、ひとり旅での様々な人との出会いからくるものなのかもしれませんね。

後編では悩みに悩んだ就職活動時代についても語ってくださいました。

ぜひお読みください。