こんにちは。1日で100km歩くことを目指している6代目らっきょうです。
今回はコンピュータ技研の社員が「おっさんより活躍するための若手応援メディア」として発信を行なっているNextC.T.Lが存在する意味や目的を改めて記載していきたいと思います。
NextC.T.Lの歴史等にも触れながら、メディアとしての目的だけでなく、NextC.T.Lという組織が目指している姿や目的についても記載していきます。
目指している姿と活動の目的
NextC.T.Lとは。に「次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込めてスタートしたリアルとメディア連動型の若手社員育成プログラム」と記載されている通り、コンピュータ技研の若手社員の成長が活動目的の根底にあります。
その中でも特に「自走する組織」を目指して活動しています。
つまり、上司や他の人に指示されたことを行うのではなく、自分(たち)で考え・決定した活動を主体的に行っていく組織ということです。
NextC.T.Lは、全てメンバー自身が決めた活動を行っています。また、後述しますが活動メンバーも有志です。
各々のメンバーがやりたいことを提案し活動することが出来ますが、逆に指示役から仕事を振られるわけではないため、全員が旗振り役であるという自覚を持ち、全員で勉強していきながら進んでいく必要があります。
そんな若手社員が成長していく様子をメディアを通して発信していくことで、メンバーの成長や活動内容に共感したり、興味をもってくれた皆さんに「コンピュータ技研で一緒に働いてみようかな」と思ってもらい、NextC.T.Lが「コンピュータ技研の新しい採用の入口」になることを目指しています。また、それが循環的に続いていくことを目指しています。
さらに、ボトムアップ的に若手メンバーから会社の新規事業を立ち上げていく事で、「ビジネスを推進できる人材」の育成を目指しています。
歴史
続いて、NextC.T.Lの歴史を簡単に振り返ってみたいと思います。
2018年冬・・・ NextC.T.L発足
外部のパートナーを講師として呼び、ワークショップの開催やサイト運営も全てお任せ。ブログ執筆も与えられたテーマを執筆。自走とは真逆の時代。
2020年春・・・ サイト運営内製化
外部委託のパートナーから卒業し、ブログやワークショップ、サイト運営を社内のみで行うようになる。自走の始まり。
2021年秋 ・・・ ボードメンバー卒業
方針の策定や、各種活動の推進を担っていた中心メンバーが全て卒業。本格的な自走時代に突入。
2022年春 ・・・ サイトリニューアル
サイトの見た目が一層され、サイトロゴも現在のものに変わる。採用フォームがリリースされ、Instagramが始動。
2023年春・・・現在
発足時のメンバーがほぼ卒業。メンバーが入れ替わったことで、また新しい風が吹き始めている。
組織の特徴
続いて、NextC.T.Lという組織の特徴について記載していきます。
【メンバーについて】
現在は10数名ほどのメンバーで活動しています。実態としては20代のメンバーが活動を行っていますが、年齢や社歴にルールや制限はありません。
また、発足当時(2018年)こそ入社4年目以内の若手メンバーが必須参加(加えて年齢や社歴を問わず参加を希望する有志メンバー)で活動がスタートしましたが、以降は入社した社員が自動的にメンバーに加わるわけではありません。
自走する組織を目指していますので、参加したいメンバーが参加したいタイミングで参加します。
また、組織から抜けるタイミングも自由です。活動期間にも縛りはなく、自分が抜けたいタイミングで抜けることが出来ます。
さらに、実績はありませんが一度抜けたメンバーの出戻りも特に禁止ではありません。
【活動内容について】
現在は主に下記の3つの班に分かれて活動を行っています。
フロント班
本サイトの見栄えの改修やメンテナンスを担当。
コンテンツ班
社員インタビューやブログ、イベントレポート等、各種記事の提案と推進を担当。
社内外広報班
SNSを通してコンテンツの周知や、NextC.T.Lだけでなくコンピュータ技研の活動のアピールを担当。(現在は主にInstagramを運営)
しかし、組織全体としての活動の方向性は一緒であり、必ずしもどれかに所属する必要はありませんし、逆に複数の班に所属したり、新しい班を作ることも出来ます。
過去にはメディアを通し、採用戦略の考案や採用活動を担当する「人事採用班」がありましたが、採用フォームのリリース後、班としてはなくなりました。
組織(班)の構成も含めて自走する必要があるということです。
活動を通して得た学びや経験
私自身は初期に参加したメンバーの1人ですが、これまでの約4年間の活動の中で、色んな経験や学びがありました。特に「他の若手社員との交流が増加」「フィードバックの重要性」「言語化する意味」を学ひ、経験出来たことが良かったです。
【他の社員との交流が増加】
NextC.T.Lも業務の一部ですが、コンピュータ技研の社員はそれぞれ異なった拠点(大阪、東京、佐賀、石垣島の4拠点があります。)で活動しており、仮に同じ拠点に所属していても、普段はほとんどのメンバーが別の業務を行っています。
それぞれ別のお客様先に常駐したり、別プロジェクトの現場に配属されたりと、社員全員と一緒に業務が出来るわけではありません。
そんな現場業務や所属拠点が違うメンバーとも、この活動を通して関わることが出来ました。
【フィードバックの重要性】
本メディアに掲載している記事はそれぞれメンバー自身が執筆しており、より良い記事にするために公開前にメンバー同士でレビューを行っています。
メンバー全員がレビュアーであり、誤字脱字等の表記上の指摘を始め、「こんな視点もあるんじゃないか」といった提案や、読者目線で率直な感想などを執筆者にフィードバックします。
多くの意見を取り入れることで、より良い記事にすることを目的としています。当たり前ですが、全員がレビュアーなので、時には先輩に対してフィードバックを送ることもあります。
「先輩にこんなこと指摘して大丈夫かな 。。。?」と思うこともありましたが、これがとても大切でした。
レビューに限らず「先輩=正しい」と思い込みがちですが、必ずしも先輩の方がより良い意思決定ができるとは限りません。間違っているなら本人に伝えないとその先輩が成長できませんし、提案したり感想を伝えたりするということは、自分の意見を持つということです。
自分がどう思うのか、自分の意見がなければ自走は出来ません。間違えていても良いんです。フィードバックをすることは自走に繋がります。
【言語化する意味】
ブログやインタビュー等、記事にする中で、何が面白い、何が好きなのか、どう感じているのか言葉にしていくことで、少しずつ自分というものが作られていきます。
また、インプットした内容や頭で考えたことは、アウトプットしないと人間すぐに忘れてしまいます。自分の中で噛み砕き、考え、発信することで初めて知識やアイデアを自分のものにすることが出来ます。この活動を通して劇的に言語化スキルがアップしたわけではないですが「言語化することが大事」と気づけたことがとても良い学びでした。
さいごに
私は今年の3月でNextC.T.Lからは抜けます。(引き続き会社にはいますよ!)
現在活動中のメンバーやこれから参加するメンバー、そしてこのメディアに興味を持ってくださった皆さんには、メンバー自身の成長がNextC.T.Lの活動目的の根底にあること、それを社外に伝えていくための場であるということを改めて感じていただきたいと思います。
今後も魅力的な社員の成長を発信していきますので、引き続きNextC.T.Lをよろしくお願いします!