(前編)【CTLアワード受賞者インタビュー】”採用の領域”を担当するエバンジェリスト

社員インタビュー

プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、世界に「0」をONする会社、株式会社コンピュータ技研。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。

今回は、昨年(2021年)のCTLアワードの中で”CTL of the Year”を受賞した大内勇人さんのインタビューの様子を前後編に分けてお届けします。

■CTLアワードとは
コンピュータ技研(略称:CTL)が、社員の成果に対して行っている社内表彰の総称です。

表彰内容は実業務に直結しているものから”新人自分コマーシャル賞”、”CTL川柳”、”ZERO-ONグランプリ”等、ユーモアのあるものまで幅広く設定されています。

表彰内容を幅広く設定することで、社員1人1人にスポットライトが当たることを狙っています。

■CTL of the Yearとは
CTLアワードの賞の1つで、年間で最も活躍した社員に贈られる賞です。

前編では、”CTL of the Year”の受賞内容についてお話いただきました。

大内勇人さん

大学を卒業後、システムエンジニアを3年程経験。その後、人事採用業務に約10年従事し、2020年9月にコンピュータ技研に入社。入社2年目で”CTL of the year”を受賞。


大内さんの役割について

―― CTL of the Year 受賞おめでとうございます。様々な理由でこの賞を受賞されたと伺っています。CTLのエバンジェリストとして活躍されている大内さんですが、まずはエバンジェリストの役割を教えてください。

ありがとうございます。エバンジェリストの役割ですが、会社が向かおうとしている方向性や、今まさに会社がやっていること、その先どんな事を実現しようとしているのかを、社内外問わず発信しています。

それを通じて会社の関係人口を、ファンを、仲間を増やしていく。そんな役割ですね。

―― 採用担当ではないというお話を聞いたことがあります

そうですね。エバンジェリストが”採用の領域”を担当していると思っています。採用できるかどうかは結果論かなと。

僕自身がこの会社を良い会社だと思っているので、それを伝えていって、結果仲間にならなくても、「なんかコンピュータ技研いいな」とファンになってくれる人が増えたら良いですし、その結果として、入社してくれる人が出てきたらいいなと思っているので、そんな表現の仕方をしていますね。

―― 素敵な表現ですね。そもそもどういった経緯でエバンジェリストを担うことになったのでしょうか。

細かな経緯は忘れてしまったんですが……(笑)

入社してから社長の松井さんと「大内君にはこういうことを期待しています」という話をした時に「つまりそれってエバンジェリスト的なことですね」と2人の間でなりました。

また、名刺にも役割を書く必要があったので、どうしようかとなった時に「エバンジェリストが面白いんじゃないか」という経緯もありましたね。

エバンジェリスト大内さんの名刺

若手の成長への貢献について

―― 受賞理由の一つに「お兄さんの側面を持ちながら若手の気持ちに寄り添い、成長出来るようにフォローしている」が挙げられていました。また、若手からはこんな声も届いています。

oVice(バーチャルオフィス)で同期で集まって話していることがあるんですが、よくそこに入ってきてコミュニケーションを取ってくれています。先輩社員というよりも、それこそ本当のお兄さんのように同期のみんなからも慕われています。

新入社員から先輩に話しかけるのって最初ハードルがあると思うんですが、大内さんはそれを気にかけて話しかけてくれたので、みんな心を開くことができました。他の先輩社員との架け橋にもなってくださっています。

照れますね。特別何か意識していたわけではなかったんですけどね。単純に「みんなと仲良くなれたら良いなぁ」くらいの感じで。

ただ、「若い人たちの役に立ちたい、何かしてあげたい」というのはずっと思っている事なので、そう言ってもらえるのは嬉しいです。

社員との架け橋という話から「繋」と書いてくれました!

ワーキンググループの活動について

―― CTLには有志の活動として様々なワーキンググループ(略称:WG)が存在していますその中での活動も授賞理由として挙げられています。まずは大内さんがどんなWGに参加しているのか教えてください。

参加しているのは、”企業理念推進委員会”、”サスティナブル経営推進委員会”、”ワークライフバリュー向上委員会”、”新人教育検討”、今はもう活動していないですが”ホームページ改修”、あとはメインで活動はしていませんが、この” Next C.T.L “にも関わらせてもらっています。

―― とても多くのWGに参加されているんですね!全ての活動について伺いたいところですが、今回は特に思い入れのある活動について教えてください。

やっぱり “企業理念推進委員会” ですかね。昨年はこのWGメンバーが中心となり、新しい企業理念を作り上げました。

企業理念を自分達だけで作り上げている会社って珍しいと思うんです。

それを経験出来たこと自体が、自分自身にとってすごく有意義だなって思っています。

また、その中で会社の中の色んな価値観を吸収したり、これから目指していく方向性とかをリアルにみんなの言葉を聞きながら想像できました。

採用活動を始め、色んな活動にも活きているかなというところで一番思い入れが深いですね。


CTLの企業理念について、詳しくはこちらから↓↓↓
株式会社コンピュータ技研 企業理念

―― CTLの企業理念は5つに分かれていますが、その中でも特に力を入れていきたい、思い入れが深い要素はありますか?

特にですと、ビジョンとスローガンですね。

―― それではまずビジョン (個性を活かし合う社会を実現し、世界の士気を高める。) について、思いをお願いします。

根本をたどると、高校生ぐらいから考えていることなんですが、ずっと「人の個性とか強みを活かした組織作りをしたい」「個性を持った人に囲まれて仕事をしたい、生活をしたい」と思っていたんです。

SEとしてキャリアをスタートして、縁があって人事や採用に携わるようになって、改めてそういう組織作りをやっていきたいなという思いも芽生えていく中で、前の会社でも色々挑戦していました。一方でコンピュータ技研では、ビジョンとして掲げ、会社として本気でその方向に突き進んでいるのが伝わりました。

それに呼応するように、色んな社員が同じ方向を向いている中で、そういう個性を活かしあえる組織作り、社会作りに向かっていけるのがすごく面白いなぁって感じていますし、そういう意味では自分のビジョンと会社のビジョンが、自然と合致しています。

私としても作り上げていきたい世界、ビジョンなので、やっぱりそこはすごく共感性が高いですね。

―― 続いてスローガン( 世界に「0」をONする会社 ) について、思いをお願いします。

すごく哲学的で、僕はこれ好きなんですよね。数学的に見たら何も無いとかそういう意味ですが、哲学的に見たら無限という意味もあったりして。

無限という意味があるだけあって、この”世界に「0」をONする会社”というスローガンに対しても無限の解釈を持っていいんだっていう、そのスタンスがすごく好きですね。

それぞれ社員に考える余地が残されているのが、これからの時代を見てもすごく大事かなと思っていて、「こうだよ!」という押し付けだけではなく、これをベースに自分なりの「0」を見つけていける、自分なりの「0」の意味を持てるというのはすごく素敵だなと思っていますね。

―― 大内さんが思う「0」の意味を教えてください。

色々ありますが、「0」から歩んでいける自分であり続けたいと言いますか、どんな時でも「0」に戻って一歩踏み出せる。

そんな会社になっていけたら、世の中にもっと色んなインパクトを起こしていけるんじゃないかなと思いますね。

―― 失敗しても、折れずにまた歩んでいくといった感じでしょうか?

例えば今ってVUCAな時代って言われているじゃないですか?今まであったものが突如としてなくなる時代。

色んなテクノロジーによって今まで当たり前だったものが当たり前じゃなくなってきています。それって今まで積み上げてきたものが「0」になっていると解釈できると思うんです。

そこからまた柔軟性を持って、自分たちらしくやっていけるとか、そもそもイノベーションを起こすということは何かを「0」にすることなのかもしれないですし。

そんな柔軟性がある自分でいたいといった感じです!


前編では、”CTL of the Year”の受賞内容についてお話いただきました。

後編では、入社の経緯やCTLをどんな会社にしていきたいかなどについて聞いていきます。

ぜひ、後編もお読みください!

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