プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研(以下CTL)。
次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。
今回は、多数の資格を保持してCTL内で”資格の鬼”と噂されている、中途入社3年目の梅﨑大輔さんへのインタビュー後編です。
梅﨑さんは、アッテヤ(CTLが自社開発を行う、学生と会社を繋ぐイベントや講演会を提供するサービス)のアプリ開発をしているエンジニアです。
後編では、”資格の鬼”と噂される由縁である資格の勉強法や取得計画の立て方、そしてこれからどんなエンジニアになりたいかといった将来の話を伺います。
<会話構成>
回答者:梅﨑
インタビュアー:道廣、岩藤
記事作成:岩藤
それでは梅﨑さん、引き続きインタビューよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
よろしく!
■CTL社内で”資格の鬼”と噂の梅﨑さんですが、ITに関する資格は何をお持ちですか。
まず1年目はITパスポート、基本情報、応用情報。そしてJava Silver、LPICのLevel1を取得しました。
(ん…?まず1年目で5個…?)
す、凄いですね!基本情報と応用情報を1年間で取得したのに、さらに言語系の資格も取得されたんですね!
そうですね!
そして2年目はPHP技術者、AWSの資格を2個取得して…
(え、まだあるんですか…?)
3年目でCCNAとOracle Master Bronzeを取得しました!
ちょっと!何個の資格を持っているんですか!(笑)
合計10個です(笑)
資格の鬼だ~!👹
■資格を次々と取得されていますが、なぜ努力が出来るのでしょうか。
順風満帆に資格を取ってきたわけではなく、悔しい経験もしていますよ。
先日、ネットワークスペシャリスト試験の午後Ⅰ試験に、あと1点で落ちてしまいました。今でも悔しいです(笑)
あと1点…!それはさぞ悔しいでしょうね…。
その悔しさがバネになりますし、粘り強く勉強し続けることが僕の強みなのかもしれません。
あと昔から、誰にも負けたくないんです。
IT未経験で中途入社だからこそ、同じ年の人達よりも上に行きたい。だからコンプレックスもバネにします。
向上心や負けず嫌いな一面があるんですね。
■受ける資格は何を基準に決めていますか。
今の自分に何が足りないか、それを補える資格はあるか。といった視点です。
業務に足りない知識はまだまだ多いです。
資格を取ることで業界標準の知識を吸収出来るので、今後も欲しい資格には優先順位を付けています。
凄いですね。資格ってやっぱり大切ですか?
そうですね。
業務中に遭遇するピンポイントのエラーなんかは、ネットで調べて解決したらそこで満足しますよね。
ただ資格は体系的な技術が身に付くから、より大きな課題や問題に自力で対応できる力が身に付くと思ってます。
ググって解決して、満足していました(笑)
その発想は無かったです!
課題に対応する力が身に付くのは大事ですね!
■仕事をしながら継続して資格を取られていますが、モチベーションを維持する方法を教えてください。
僕は資格を取ろうと決めたらまず、「資格名 勉強 未経験」で検索します。
ヒットした経験談にいくつか目を通して、例えば「1か月で合格した」と書かれている記事が多ければ、すぐに1か月後の試験日程を申し込みます。
すると受験料がかかり、「試験に落ちたくない」という覚悟が生まれて逃げれないようにします(笑)
行動力がありますね(笑)
試験は合格するとモチベーションが上がりますよね。
その絶好調のうちに次の試験を申し込むんです。
すると数日後には「受験料を無駄にしたくない」気持ちが働いてくるので、自然と勉強が捗ります。後はこれをひたすら続けます(笑)
ストイックですが合理的ですね(笑)
日々の勉強時間や勉強方法も教えてください!
目標とする資格の難易度にもよりますが大体平日は平均2時間、土日は5~6時間です。
勉強方法も目標の資格によってまちまちです。
ですが大体は参考書を一冊買って目を通した後、問題集や過去問を解きます。
後は必要に応じて、無料のWeb問題集がある場合は解いたり、Udemyでの動画学習を使ったりします。
Udemyは使ったことがあります。動画学習は身に付きやすいですね。
知識だけでの合格が難しい資格は、ハンズオン(体験学習)で実践しながら学ぶこともあります。
Udemyは動画を見ながらハンズオンで実践できるコンテンツが中心なので、とてもオススメですよ。
実践も出来るんですか!勉強になります!
~ 梅﨑さんのプライベートな一面 ~
私物のエレキギターで、最近はBUMP OF CHICKENやRADWIMPSの曲を練習している。
前職ではバンドを組み、ライブもしていたとか。
■梅﨑さんはこれから、どんな仕事をしていきたいですか。
まずはアッテヤのサービス向上です!
10月にアップデート版をリリース予定ですので、ユーザーの声を聴いて継続的なサービス向上を目指しています。
そして、アッテヤ以外にも新サービスを生み出し、利益を上げて会社を支えられるような成果を出していきます!
将来ビジョンがハッキリされていますね!
それでは、今後どんな社会人やエンジニアになりたいですか?
社会人としては、自分の頑張りが周りに伝播するような影響を出したいですね。少しでも頑張りたいと思っている人の力を引き出して、より仕事に積極的になれるように取り組んでいきたいです。
またエンジニアとして、基礎を大事にしながらも常に新しい知識を吸収できる人材になりたいと思います。
今後は社内で唯一の資格を取って、スペシャリストを目指していきます。
刺激を受けました!
本日はありがとうございました!
僕も頑張ります!ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
最後は将来への熱い想いを語ってくれた梅﨑さん。その裏側には、試験の不合格やコンプレックスをバネにし、一番になりたいという目標へ突き進む姿がありました。
梅﨑さんが出す向上心が他の若手社員へ影響しているからこそ、毎月社内から資格合格者が現れているのだと感じるインタビューでした。
次回の社員インタビューもお楽しみに!