【社員インタビュー】歩いて山手線を一周⁉︎ ウォーケーション部設立メンバーに部活への思いを聞いてみた

プログラム設計やソフトウェア関連のコンサルティングなど、コンピュータ周りの業務を幅広く手掛ける、株式会社コンピュータ技研(略称CTL)。

次世代を担う若手が、素敵な人生を歩めるようにという思いを込め、若手社員育成プログラム「Next C.T.L」を実施しています。


CTLに新たな部活「ウォーケーション部」が今年2月に設立されました!

ウォーケーション部は東京社員が中心となってできた初めての部活です。

今まで大阪発の部活はありましたが、東京発の部活はありませんでした。

しかも!設立メンバーはみんな若手社員!

部長は設立当時、新卒1年目だったそうです。

そんなウォーケーション部の設立メンバーの3人に、どんな思いで部活を立ち上げたのか?ウォーケーションとは一体何なのか?など気になることを聞いてみました!!


目次

メンバー紹介

秋葉さん

部長:新卒2年目

笑顔が素敵な優しい部長

スケジュール調整/参加者集め担当

岩藤さん

副部長:新卒2年目

ウォーケーション部の名付け親

動画撮影/編集担当

大内さん

会長:中途2年目

みんなのお兄さん的存在

コース決め担当

ウォーケーション部ってどんな部活?

ウォーケーション部って何をする部活なんですか?

歩く部活です♪

どんなところを歩くんですか?

街中を歩きます。
今まで歩いたのは、山手線一周(約40km)と、都営大江戸線の丸のところ一周(約30km)と大阪の観光地をまあるく20kmくらい歩くのと…
そんな感じで街中を歩いています!

随分長い距離を歩くんですね!
そんなに長い距離を移動するなら、自転車とか効率の良い乗り物がたくさんあると思うんですが、なんでわざわざ歩くんですか?

効率を求めていないからです。
自転車だと、並列走行とか禁止じゃないですか。そうなるとコミュニケーションも取りにくいですよね。
歩きだとコミュニケーションも取りやすいし、ゆっくりだからこそ見つけられる景色もあるし。

僕は自転車で集団で走った経験もあるんですけど、「あのお店美味しそうだよね」とかいう話題が無いんですよね。「あのお店寄ってみましょう!」とか、「トイレ行きたい」とかも言いづらいです。
自転車では目的地に行くのが目的なので、効率を求めていないとか、コミュニケーション取りたいという点で、やっぱり歩きが向いていますね。

効率というよりコミュニケーション重視なんですね!

ちなみに、"ウォーケーション"という言葉はどういう意味なんですか?

これは名付け親の岩藤くんに。

簡潔にいうと、"ウォーキング"と"バケーション"、なおかつ"コミュニケーション"が意味付けされている造語になります。

もともとは"ワーケーション"という言葉が世界で流行ったんですよね。
それに乗っかる形でウォーキング→ウォーケーションって使えるよね!って。
しかも、「歩いてるけど遊びだよね」っていうので、バケーションとウォーキングをかけました。

コミュニケーションは(部員の)松原くんが発見した後付けですけどね(笑)
でも実際活動しているとコミュニケーションめっちゃ取れるのでぴったりな意味付けです!


CTLでも以前ワーケーションを行いました!
ワーケーションって何??と思った方はこちらの記事へどうぞ↓↓↓
巷で話題の”ワーケーション”に行ってみた in 佐賀

歩くコースはどうやって決めているんですか?

僕がコース決めを担当しています。

決め方は、山手線一周とかはわかりやすいですよね。なるべくぐるっと円になるように、スタートとゴールが同じになるようなコースを選んでいます。その方が達成感得やすいかなとか、そんなことも考えながら。かつ、景色が変わっていくというか起伏に富んでるというか、そんなコースを作ってます。

あとは、"世界に「0」をON"できるようになるべく円にしています(笑)


"世界に「0」をON"とは???
↓↓↓
株式会社コンピュータ技研 企業理念

部活設立の経緯は?

部活設立の経緯を教えてください!

普段テレワークであまり運動をしていないという話をオンライン飲み会でしていたんです。そしたら、大内さんが(1人で)山手線一周を走ったことがあるという風におっしゃっていて、その流れで「じゃあ、山手線一周歩きますか!」みたいな感じになりました。その後、岩藤くんも巻き込んで、3人で山手線一周を歩いたっていうのが本当に一番最初です。

山手線ウォーケーションの様子

最初は、山手線一周で終わりだと思っていましたが、「次じゃあどこ歩きますか?」と大内さんが言ってくださって、「あ、次もあるんだー」と正直一番最初に思いました。

山手線一周は大変でしたが、たくさんいろんなお話をすることができたり、街の中を色々楽しみながら歩けたりしました。

他のところも歩いてみたい気持ちもあって、活動を重ねていく中で部活になっていきました。

最初誘われた時、岩藤くんはどう思いましたか?

一番初めは僕は面白そうだなと思って山手線を歩きました。
40km(山手線一周の距離)って結構長いんですけど、なんかこの二人だったら、40kmずっとしゃべってられそうだなと思いました!

この人たちと長い時間いても楽しいってわかっているから、歩くのしんどいとはいえ、やりたいなって思いました。

大内さんは、部活設立前に1人で山手線一周を走ったわけですよね?
それはどう言った理由でですか?

コロナが流行り出して、電車とか使うことにちょっと嫌やなっていう期間ってあったじゃないですか。その時に、たとえば歩きだったり、自転車もそうだし、走るってこともそうなんですけど、自分の足で行動できる範囲を極めてみよう、移動することを極めてみようと思ったんですよね。

それでまず最初は家から片道10kmのところまで歩いたり走ったりしてたら、いろんな発見もあって、それがめっちゃ面白くて。

そんなことをしていたら、「山手線の駅全部行ったことないな」って思ったんですよね。東京に住んでいるのにそれでいいのかなって。「東京に住んでるからこそ山手線一周してやろう!」みたいな、そんな気持ちになって、山手線一周自分の足で制覇しました。

1人で一周した時と3人の時で何か違いはありましたか?

(3人の時は)喋りながら歩くのは楽しいし、自分とは違う視点が入ってくるので、そういうのが楽しいなっていうのはありました。

その一方で、経験者として、「これ途中でリタイアしたらめっちゃダサいな」とか、そういうプレッシャーも実は感じながら歩いていましたね(笑)

(プレッシャー感じてるとは)全然感じなかったです!

実はどきどきしてたんですね(笑)

どきどきというか、「ちょっと余裕見せられるくらいで歩かなあかんな…」みたいな。

途中無口でしたよね?(笑) 多分しんどいんだろうなと思って…

いや、みんなが無口だったから無口だっただけだと思うよ(笑)

(笑)

でも大内さんは本当にお手洗いの場所まで完璧だったので、私視点からしたら、「本当に余裕なんだろうな、たったの40kmって感じなんだろうな」と思ってました!

そんなことないよ(笑)

今までの活動で一番印象に残っていることは?

今までの活動で一番印象に残っていることを教えてください。

僕は山手線一周かなぁ。山手線一周ってなんかやっぱり特別感がありますね。あと、山手線ってほかの人にも話して伝わりやすいっていうのもあるかもしれないです。「えぇ!あの山手線歩いたんですか!?」って誰しもがイメージできるみたいな。そのインパクトが一番大きいのは山手線かもしれないですね。

秋葉さんはどうですか?

私は山手線の新大久保から新宿までの景色が忘れられないです。
前回歩いた時は雨が降っていたんですよ。それでスタートが新宿だったので、ゴール直前の新大久保までやっと辿り着いて、あともうちょっとで新宿だってなった時に、「あとちょっとでこの辛さから解放されるんだ」っていうわくわく感と、もうちょっとで終わっちゃう寂しさと、謎に雨に濡れている感じとか…
自分の中ではそれがすごく印象的で、すごく思い出深いです。

でも一番思い出深いのはその後に飲んだ白桃酒でしょ?(笑)

あ、はい!歩いてないところも入れるんだったらそれですね(笑)
やっぱり歩いた後のご飯が一番印象的です!

山手線のあとのお酒は格別ですよね。

あと、私は部員の全員で歩いた大江戸線もすごく思い出深いです!

やっぱどれも思い出深いよね。
そんな思い出深い道がこれからたくさん増えていくと思うと、すごくワクワクします。

この道みんなで歩いたなって思うの楽しいですもんね。

そうそう、それは間違いない。
最近よく竹芝から品川とか歩いたりするけど、「あぁ、ここみんなで歩いたなぁ」とか、山手線の駅に降りた時に「そういえばここみんなで歩いたなぁ」とか思える場所がたくさん増えていくのが良いですね。

何かで聞いたんですけど、人との記憶は場所もセットで覚えられるので、オンラインの記憶って家だからすぐ忘れちゃうんですよね。だから人とどこかに行ったっていう経験はいいなと思います。

旅は人を育てますからね。

大江戸線ウォーケーションの様子

岩藤くんは今までの活動で印象に残っていることありますか?

僕は、大阪のウォーケーションをよく覚えています。
対面で会う事がほとんど無い大阪の同期が全員来てくれて、隊列を組みながら歩く中で話し相手も変わりつつ全員と話すことができました。それが楽しくて、とても印象に残っています!

ウォーケーションっていうより同期との思い出ですね(笑)

そうですね(笑)

大阪ウォーケーションの様子

ウォーケーションを通して学んだこと、発見したこと

ウォーケーションの活動を通して得た学びや発見があれば教えてください。

ウォーケーションって「その人の本質が見えるなぁ」と思ったんですよ。
「足が痛い」とか「しんどい、帰りたい」ってなっているはずなのにめっちゃ元気な人とか。もともと20kmって聞いていたのに「実は30kmでした!」って言われた時の反応とか。本当にちょこっと話すだけじゃ分からない、「ポジティブだな」とか「頑張るんだな」とか、そういうのが見えるっていうのが職場じゃ分からないところなので、ウォーケーションの良いところだなと思います。

それこそ辛い時でも前向きな人が多いですよね。
だから楽しく歩けてるんだなってすごく思います。
私はみんなのおかげで、毎回楽しい思いをしているので、部員のみんなが大好きです。

あと、僕が入社前にコンピュータ技研に感じた印象が、「エンジニアっぽくない」「コミュニケーション大好き」だったんですね。それで、ウォーケーションってすごくそれに近いなと思っています。ずっと座ってるばっかのエンジニア。なのに歩くのが好きってエンジニアっぽくないし、コミュニケーション大好きなCTLらしい部活だなと思うんですよね。それが大阪ではなく東京から生まれたというところに意味があるなと思います。

大内さんはどうですか?

このウォーケーション、僕は個人的に趣味でやっていましたが、それがなんかちょっとしたムーブメントみたいになっていることが単純に驚きです。「ああ、こんなにみんな楽しんでくれるんや」って思いました。
個人としては楽しんでやっていたけど、まさかみんなここまで歩くとは思っていなかったので、それが純粋に驚きですね。

この前も大江戸線歩いた時、途中で雨が降ってきて、みんなこれでやめようってなるんかなと思ったら、傘差しながら雨でも歩ききるっていう。あれはめっちゃ驚きましたね。誰かがやめるって言ったら、僕はもうそれでいいかなって思っていたんですけど、誰一人そんなこと言い出さず完歩したっていうのは、純粋に感動しました。

確かに、エスカレーターとかも使わなかったですもんね(笑)

ウォーケーション中って、みんなめっちゃストイックになってるよね。
エレベーターの方とか行こうとすると、「え?階段で登るんじゃないの?」みたいな空気になるもんね(笑)

健康な会社になりますね!(笑)

しかも、みんな最近は10kmぐらいだったら「そんなもんですか?」ってなるもんね。「5km?ああ、全然歩ける距離ですね」ってなるのもそれがなんかすごいなって思います。

経験が人を強くするんですね!

いや、みんなもうネジ外れてるだけかもしれんけど(笑)

今後歩いてみたいところ

今後歩いてみたいところはありますか?

僕は京都です。
京都って結構電車とかバスとかを使わないと、多くは回れないんですけど、それを全部禁止にして2日かけて回りたいと思っています。

僕、京都は得意ですよ。ラーメン屋さんもめっちゃあるしね。

楽しみですね!

私は場所とかじゃないんですけど、美味しい食べ物を点で結んでひたすら食べる旅をしてみたいです!
食べ歩きみたいなものでもいいですし、決まったお店でもいいんですけど。

そういうコースの作り方は、まさにウォーケーション的ですよね。
その間になんかいろんな発見があるみたいなね。

幸せですね。美味しいものが食べれて、いろんな発見ができて!

大内さんは今後歩いてみたいところありますか?

一回やってみたいのは、東海道を日本橋から京都まで歩いてみたいです。

それって何kmぐらいあるんですかね?

492km。江戸時代は一日平均33kmで2週間ぐらいかけて歩いたみたいやね。

ええええええ!

え!!!!!
でも会長の希望であれば、それは実現するしかないです!

細切れでもいいからやってみたいです。
どっかまで歩いて、また電車で帰って来て。次の週末はそこから再スタートしてとか。

面白そうです!やりましょう!

最後に一言

最後に伝えておきたいことなどありますか?

コロナ禍で集まることが限られている中で、ウォーケーションの活動って密とかではなく、いろんな人とコミュニケーションを取れるなぁっていう風に思うので、この部活の存在で、会社を盛り上げていけたらいいなと思っています!
また、ウォーケーションに興味を持ってくれた方が部活に入ってくれたらうれしいです。


いかがでしたでしょうか。

今後はレインボーブリッジを歩いて渡ったり、軽井沢に星を見に行くなんて計画もあるそうです!

ウォーケーション部の活動記録はブログやインスタに載せていくので、そちらもお楽しみに!