どうも、ぱくちそん です。
学生さんから
「挫折した時どうやって乗り越えていましたか?」
という質問を受ける事が多いです。
今回は、挫折や失敗をした時に私が心がけている事を紹介したいと思います。
●失敗と悪循環
恥ずかしながら、私は学生時代にあまりチャレンジして来なかったので、
社会人になってから壁に直面する事が凄く多くありました。
もちろん今でも沢山あります。
仕事でミスしたり、思うように仕事が進まなかったり、周りの人と比べてしまったり、、。
防御力が低い私はすぐメンタルがくずれちゃいます。笑
それを乗り越えるのって難しくて、仕事がもっと手につかなくなっちゃったり、
誰かのせいにしたり、と悪循環になっちゃうんです。
もっとポジティブに切り替えられないものか、と思いますよね。
●映画に学んだ失敗との向き合い方
そんな時、私は思い出すようにしている映画のワンシーンがあります。
その映画というのは、
2012年にアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した、
「アンディフィーテッド 栄光の勝利」
閉鎖的なスラム街にある高校で、結成以来未勝利だった弱小アメフトチームが、
1人の監督によって常勝チームへと成長していく様を追った作品です。
その映画の中のワンシーン、
試合に負け、下を向いてコーチの言葉も聞こえない選手達に
「人間の価値は成功では決まらない。失敗との向き合い方で決まるんだ」
と監督が激励するシーンがあります。
この言葉が凄く印象に残っているんです。
この言葉のおかげで、
成功に執着せず失敗にこだわって行こうと切り替えられるようになりました。
●おすすめしたい失敗した後の行動
この言葉をきっかけに
「仕事で失敗した時、相談はしてもグチは言わない。」
という事を実践するようになりました。
私がこれまで言っていたグチは
「自分はこんなにやってるのに〇〇が…」
「ここは〇〇に任せてたのに…」
と人のせいにする言葉が多かったんです。
一時的にスッキリするし、気持ちを切り替えるきっかけにもなるのですが、
結局、同じような失敗をまたしちゃうんです。
失敗→周りにグチをこぼす→誰かのせいにする→同じ失敗をする(図A)
凄くしょうもないサイクルの完成です。
しかし、グチをなるべく言わないように気をつけると、
失敗→自分に何が足りなかったか反省→行動してみる→成功or次につながる失敗(図B)
失敗した後の行動一つで全然結果が違いますよね。
私が失敗したとき、よく上司から
「失敗するのは構わない。ただどうすれば次その失敗をしないかは絶対に考えなさい」
と言われます。
なんていい言葉でしょう。笑
失敗して落ち込んでるときに言われるとスッと心が楽になります。
部下を持った時に言いたいセリフランキングにランクインですね。
「失敗を繰り返さない」って当たり前に聞こえますが、
それだけでも大きな成長ですよね。
IT業界は何かと失敗の起きやすい業界だとも思いますが、
裏を返せば成長しやすい業界なのかもしれないと感じます。
皆さんも挫折や失敗をした時、成長のチャンスと捉えて行動してみて下さい!